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LINEで毎日「パンツ見えないようにね」アプリで出会った男性の奇行

いきなりディナーの誘い。断ると…

「そのまま帰るのはさすがに失礼だと思ったので、お店を出た後は一緒にウィンドウショッピングをしました」  すると、優斗さんからディナーの誘いが。 「夜に予定が入っている」と告げ、誘いを断ると、「せめて、送らせて」と言ってきたのだそう。 「私は電車、彼は車で来ていたので、送りたいと言われました。でも、車で2人きりになるのはさすがに危険だと思ったので断ったんです」  そんな言葉を告げた途端、優斗さんは愛子さんを抱きしめてきたのだそう。お店の中で抱きしめられる恥ずかしさと、言いようのない不快感を覚えた愛子さんは「初対面で、こういうことをしてくる人とは付き合えません」と言い、逃げるように帰宅しました。

LINEで「パンツの心配」が届く毎日…

スマホ 帰宅後、愛子さんがLINEを開くと、そこには優斗さんからのトークが30通、不在着信が20回ほど来ていたそう。 「本当にごめんなさい」「不快な思いをさせました」「もう一度チャンスをください」……延々と綴られていた謝罪トークを見た愛子さんは付き合えないことを再度告げ、その日は就寝することに。すると、翌日から毎朝、気持ち悪いLINEが届き始めました。 「下着フェチなのか知らないけれど、いつも私のパンツのことを心配してきて。『今日は風が強いから、パンツ見えないようにね』とか、『薄着だとパンツ透けちゃうから注意してね』とか。朝になるとそんな内容が届くようになって……。気持ち悪くなったので、LINEをブロックしました」  これで安心。そう思ったのも、つかの間。LINEがブロックされていることに気づいた優斗さんは、アプリから連絡をしてくるように。「私がログインしていると、『ブロックされちゃったのかな?』とか『こっちでなら話せる?』とか送られてきて。それも放置していたら、アプリのほうでもパンツの心配が送られてくるようになってしまって……」  限界を感じた愛子さんは、アプリを退会。今は違うマッチングアプリを使って、新しい出会いを探しています。 「電話番号や住所を教えていなくて本当に良かった。でも、たまに怖く思うことがある。私が今、使っているマッチングアプリを、もしあの人も利用し始めたらどうしようって思って」  お互いの本性が分からないマッチングアプリ――。愛子さんの恐怖体験は、婚活中の女性にとって他人事ではなさそうです。 <取材・文/古川諭香>
古川諭香
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291
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