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若くして夫と死別。悲しいのに、セフレに恋をしてしまいました|性活相談

今はゆっくり過ごしてください

 一方で、あなたは今、生きています。生きていくとは、人と出会い関わっていくことです。そこで感じる喜びや悲しみ、欲望が、生きていることを実感させてくれます。それは時として二度と会えない人に思いを馳せることにもなるのですが、その場合、先がないのでどうしても立ち止まることになってしまいます。 今付き合っても長続きしない理由 でもそれは悪いことではありません。人の死を悼む(いたむ)ことは、生きていく上で必要なことです。死とは、本人のものではなく、親しき周りの人たちのものです。夫さんの死を誰よりも感じるのは、夫さんではなくあなたです。だからどうしても前に進めなくなります。  今のあなたは、時の流れがゆっくりになっていますので、無理に急ごうとしないでいいです。静かに深く呼吸をしながら、傷が徐々に癒えていくのを待ってください。もし同様に悼むことができる人がいるのなら打ち明けるのがいいでしょう。寂しいんだ、悲しんだ、つらいんだと言葉にして打ち明けるとほんの少しだけ救われます。人にもよりますが、5年ぐらいはかかると思ってください。それぐらいの時間が経つと、思い出す時は良かった思い出だけになってきます。

セックスしても自分を傷つけるだけ

 それまでの間は、つらさや寂しさから目を背けるためにセックスをするのは得策ではありません。気を紛らわすためにそうしたくなるのは自然なことですが、あなたもわかっているように、それが余計自分を傷つけることになります。誰かを失った喪失感を紛らわすためにするセックスは、一瞬だけ気が逸れるから効果的なようですが、本当に求めている人とは違うことが余計浮き彫りになるし、誰とも繋がれていないんだと体でありありと感じられてしまうのでつらいんです。一時の快楽では、心の傷は癒せません。
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