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若くして夫と死別。悲しいのに、セフレに恋をしてしまいました|性活相談

必要なのは話を聞いてくれる人

 あなたが好きなその人は、ありのままのあなたを受け止める気は無いようです。会うならそれを重々承知した上で会ってください。勘違いしない自信があるのならセックスしてもいいですが、今のあなたには無理でしょう。セックスにはつながったという一体感を生み出すパワーがあるので、そこに意味を見出し、何かの約束が交わされたと勘違いし、物事をありのまま見ることが難しくなります。こんがらがります。 必要なのは話を聞いてくれる人 真剣に付き合う気は無いけどセックスはしたいという考え方の人とのセックスは、あなたがもう少し自立できるようになってからにしましょう。今あなたに必要なのは、話を聞いてくれる人です。その人はあなたのことを大切に思ってくれている人です。家族なのか友人なのか、元彼なのかわかりませんが、あなたに寄り添い、支え、ありのままを認めるように話を聞いてくれる人がいいです。  喪失感に苦しんでいる今は先が見えないから焦るでしょうが、必ずや癒えます。傷つくことがある人は、癒えることもできます。大切な人の死と向き合ったあなたは、優しく強く成熟した人となっていくでしょう。人を見る目も養われて、自立した相手との恋愛が出来ます。それまでは、寂しくてもセックスに逃げないでください。今セックスに逃げたら、夫さんとも、相手とも、自分自身とも向き合えなくなってしまいます。孤独を受け止め、寂しさに飲み込まれないことを願っています。

参考までに・・・

 参考までに、大切な人を亡くした喪失感から再生していくお話で好きなのは、マンガの『めぞん一刻』と、映画の『パパが遺した物語』です。後者は、父を失った寂しさからワンナイトのセックスを繰り返しする女性が主人公です。どちらの物語も、大切な人の死と向き合い、ありのままの自分を受け入れて、前に進んでいくことができるようになったというお話です。もしお時間があればご覧になってください。
森林原人さん

森林原人さん

<文/森林原人> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【性活相談者を募集!】 森林原人さんに悩みを相談したい方は、こちらのお問い合わせフォーム(https://joshi-spa.jp/inquiry)まで、お名前はハンドルネームまたは匿名希望、題名の冒頭に【性活相談】を入れ、お送りください。 ※相談内容の一部を変えて取り上げさせていただく場合がございます。
森林原人
1979年生まれ。1999年にAV男優デビュー。出演本数1万本。経験人数9千人。セックスの虜になり道を踏み外したと思われているが、本人は生きる道を見つけられたとむしろ感謝している。著書に『イケるSEX』(扶桑社)、『セックスお悩み相談室』(扶桑社)他。性と向き合い、性を知り、性を楽しむためのサイト「リビドーリブ」とYouTubeチャンネル「森林原人YouTube」を運営。★Twitter(@AVmoribayashi)/★Instagram(@genjin_moribayashi_1979
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