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コロナ対策に気のゆるみ?マスク、外出自粛、食生活…この3ケ月で変化が

 マスクをする、人との距離をとる、手を洗う――新型コロナウイルスの感染防止のために、これらの行動は“常識”になったはず。でも、実際にはどれぐらい定着しているのでしょうか? COVID-19 Pandemic Coronavirus Close up Woman with KN95 FFP2 Mask using Alcohol Gel Sanitizer Hands in City Street. Antiseptic, Hygiene and Healthcare concept. 感染対策をめぐる意識や行動がどう変わったかを調べる、日本能率協会総合研究所の「第2回 感染対策に関する意識調査」が9月2日に発表されました(全国の20~69歳、3000人に、7月30日~8月3日に調査)。その結果、「気のゆるみ」が明らかになったというのです。

4月と比べて、「マスク」以外の実施率が下がってきた

 調査では、コロナ対策のさまざまな行動について「実施している」割合を、第1回調査(4月15~20日、緊急事態宣言中)と今回(7月30日~8月3日)で比べています。 「マスクをする」は少し増えた(87.8%→89.1%)ものの、それ以外の項目では、ほとんどが少しずつ減っています。  なかでも、「うがいをする」(68.8%→58.1%)、「不要不急の外出を控える」(65.8%→56.2%)はかなりの減り方です。
感染対策

グラフは上位10個を記載

 この結果に、同研究所は「自粛解除から2ケ月が経過し、気の緩みが顕著になっている」と指摘しています。  でも逆に言えば、今でもこれだけ対策しているのは大したものかも。4月は「感染爆発が起きる!」と怯(おび)えながら家にこもっていましたが、夏には重症化率の低さや対策のポイントがわかってきました。たとえば「3密を避ければ、外出そのものはしても大丈夫」など、各自がメリハリをつけているのかもしれません。

女性のほうが、どんな感染対策にも熱心

 また、男女別で見ると、面白いことがわかります。同年代の男女で比べると、ほとんどの項目で「実施している」率が女性のほうが高いのです!(4月、今回の調査とも)。  基本の「マスク」「手洗い」も、女性のほうが各世代で5~10%ほど高いです。  また、食事に気をつけているのも女性の特徴。「免疫を高める食品を摂るようにしている」のは、第2回調査で男性が全世代10%台なのに対して、女性は30代=20.0%、40代=25.7%、50代=29.3%、60代=37.8%と高い実施率です。  なかでも60代女性は、4月調査→夏調査で多くの項目の実施率がアップしており、ちっとも気が緩んでいないようです。 「うちのダンナは、ほんとコロナ対策が甘い!」などと怒っている女性がよくいますが、実際に女性のほうがきっちり対策しているんですね。

ヨーグルト、納豆etc.の購入率がアップ。食卓のニューノーマルに?

 この調査では、「新型コロナウイルス感染予防のため、意識的に購入したものはあるか?」という質問もしています。
購入率

グラフは上位10個を記載

「マスク」「除菌スプレー、除菌シート」などが上位ですが、4月調査と夏の調査を比べると、その割合は数ポイント減っています。これは「気のゆるみ」というより、いったん買えば頻繁に買わなくてもすむ、ということかもしれません。  一方で、購入した人が軒並み増えているのが、食品類です。食品のなかでも、1位のヨーグルト(17.4%→18.3%)、2位の納豆(13.3%→15.0%)など、4月よりも「意識して買う」人が増えているのが注目されます。  どちらも、免疫力を高めるとされる発酵食品ですね。 ヨーグルト 男女とも、食品の1位はヨーグルトで、ここでも女性のほうがポイントが高いです。もともと女性はヨーグルトが好きですが、「意識して購入している」女性の割合は、30~50代で20%以上、60代で32.6%と、多くの人が意識して購入しているようです。  ヨーグルト、納豆に続いて、豆腐・豆乳、牛乳、バナナ…なども「コロナ対策のために意識して買う」率が上がっています。 納豆 周囲の女性にヒヤリングすると、「自炊を時短する」という目的もあるようですよ。リモートワークなどで自分や家族の料理をする回数が増えたけれど、毎食作るなんてやってられん!と。そこで、朝や昼は「パン+ヨーグルト+野菜ジュース」や「ご飯+納豆+カップ味噌汁」など、簡単にたんぱく質が摂れて免疫力アップにもなって洗い物も発生しない、ヨーグルトや納豆が重宝する…という声がありました。  マスクなど外側のコロナ対策だけでなく、食べ物で内側から対策するのが「ニューノーマル」(新しい生活様式)になっていきそうですね。 【調査概要】第2回 感染対策に関する意識調査(日本能率協会総合研究所) 調査対象者:全国の 20~69 歳 調査方法:インターネット調査 調査時期:2020年7月30日~8月3日 ※前回調査:2020年4月15日~4月20日 回収サンプル数:3,000 名 <文/女子SPA!編集部>
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