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「読モあがりのくせに」陰口にめげず、転身したアラサー女性の話

ネットで検索し、応募~面接へ

 その日の帰り道、ソワソワしながらウェブの新しい媒体がどんなものなのかを調べます。 ットで検索し、応募~面接へ 当時はまだウェブ媒体というものが多くなく、すぐにヒット。ライターのAさんの記事もある。女性向けのメイクやスキンケア、ダイエット方法といった情報を配信する“美容媒体”、これだと思い、ページ下に見つけた問い合わせ先の編集部のメールアドレスに「ライターになりたい!」という熱い思いをぶつけます。  すると、〇日までに原稿を1本書いて送ってくださいとの返信が。読むのは好きだけど、書くのは初めて。今読み返すと顔から火が出るような、とてもじゃないけれど人前に出せる原稿ではないそれを送ると、一度編集部にいらしてくださいと面接の案内が届いているではありませんか。  その編集部は読モをしていた雑誌と同じ出版社内にあり、まるで磁石がスーッと引き寄せられていくかのような感覚で勝手に(来るべくしてここに来た、運命だ)と思ったのを昨日のことのように覚えています。

落ちると思ったら「読モ」のおかけで仮採用

落ちると思ったら、読モがきっかけで仮採用 面接は媒体の編集長と編集担当のふたりと私でおこなわれ、未経験だけどやる気と熱意はあることをこれでもかというくらい伝えるのだけど、欲しいのはすぐにでも原稿が書ける即戦力だったみたい。ふたりはいまいちパッとしていない様子。(このままでは落ちてしまう)口を開きかけた編集長、(今回はご縁がなかったって言わないよね?)と身構えると…… 「高木さん、記事内で顔出しできる? って言うか高木さん、〇〇で読モしてるよね?」 「あ、はい! 〇〇では少し前からお世話になっています。顔出しも問題ありません」  これが決め手となったようで、未経験の読モ兼ライターとして仮採用されたのでした。「書いて、本人が自撮り写真を載せる」、ウェブ媒体でこれをやったのはここが初めてだったと記憶しています。読モじゃなかったら多分……不採用だった。
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書いてはゴミ箱の繰り返し
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