●作品概要:イラストエッセイ。東京の道端で、青島の海辺で、パリの地下鉄で……さまざまな場所で見かけた女性たちとその装いを、“テキストレーター”のはらだ有彩が、独特かつ繊細で美しい文章とイラストで描く。好きなように装い、自由に生きる女性たちの姿がかっこいい!
著者:はらだ有彩、内外出版社/2020年7月
「『日本のヤバい女の子』の著者、はらだ有彩さんが書いた新しい本なのですが、メチャおもしろかったです。街で見かけた気になるファッションの女性について書いてる本です。
たとえば、原田さんがフランスに行ったときに、すごくふくよかな店員さんが、何重にもなったパールのネックレスとパールのベルトをつけていて、それがすごく素敵だったと。でもこれは多分、細い人だとあまり似合わない。このふくよかな体だからこそ、これだけのパールが映えるんだって。
その人だからこそ映えるものってきっとたくさんあるし、それって超素敵なことですよね。人の目を気にせずに、この服が好きだからそれを着るって、めっちゃかっこいいじゃん。もっと好きな格好してやろうって気持ちになると思います」
宇垣さんもファッションに関しては、自分の好みで決めるとが多いですか?
「衣装を用意していただくときはその中から選びますが、ラジオに行くときや、遊びに行くときは、好きな服を着て行きます。人とかぶる格好をするのは好きじゃないかな。
不思議な柄だったり、形が面白かったりする服が好きです。
今こんなご時世だから、前ほど外出しなくなりましたし、服もなんでもいいやってなりがちだけど、こういうときこそ、めちゃめちゃ楽しい格好を家でしたらいいじゃないかって思います」