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アプリで80人と会っても「運命の彼女が見つからない」男性の“婚活沼”

マッチングアプリは攻略しているけれど……

 ちゃんと成果も出ているし、付き合えてもいるから、間違ったことはしていない遊星さん。筆者も思わず「凄い!頑張って!」と声をかけてしまったのですが、同時に「それで本当に効率的なのかなあ」という疑問も湧いてきます。 選択肢 人は、選択肢が多すぎると幸福度が下がる、という研究があります(※)。選択肢が多すぎることで期待感が無駄に高まり、選択する時間がかかり、後で「別のものを選べばよかった」と自分を責める。そんな状態で人を選び続けると、過剰なストレスがかかってしまう。このサイクルに陥ると、たくさんの人と会うほど人は幸せを感じにくくなるとも言えます。 「恋愛していた方が仕事に張り合いがあるから」という理由で、マッチングアプリを駆使し、月20人に会ったりしている遊星さん。ですが、その労力を一旦脇に置き、仕事に集中した方が成果は出るのでは……なんて、筆者も気づけばペラッとした感想しか抱けなくなってしまい、目をパチパチさせて正気に戻ります。 ※米国の心理学者、バリー・シュワルツ博士による研究「選択のパラドクス

出会いの先の「恋愛」にも目を向けよう

 遊星さんは、マッチングアプリでは出会いの勝ち組ともいえます。きっと今後もたくさんの女性と出会い、そして時々付き合って、上手くいったりいかなかったりを繰り返す中で、人を見る目も養われていくのでしょう。  24歳という年齢だからこそ、めいっぱい頑張ってと思えるのですが、正直、テクニックだけが蓄積されるやり方は、出会うという目的では正解でも、その後の恋愛をするという目的にとって正解なのかはわかりません。  彼が本当に好きだと思える相手と出会い、そして恋愛の本質的な部分を見出していくことを祈り続けるのでした。 <取材・文・イラスト/おおしまりえ>
おおしまりえ
水商売やプロ雀士、素人モデルなどで、のべ1万人以上の男性を接客。現在は雑食系恋愛ジャーナリストとして年間100本以上恋愛コラムを執筆中。Twitter:@utena0518
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