ただ、やはり一般的な唐揚げと全く同じか、と言われれば答えはノー。唐揚げにおいて最大の褒め言葉といえる「外はカリカリ、中はジューシー」も当てはまり味は申し分ないものの、やはり揚げたての唐揚げ特有の、噛んだ瞬間のカリッとしつつ油がじゅわっと口に広がるあの感じはありません。
普通の唐揚げ(写真はイメージです)
ですが脂っこいものを受け付けなくなってきている年齢かつカロリーが気になってしまう筆者にとっては、
食べても罪悪感のない味で逆にちょうどよかったです。子どもや男性からしたら少し物足りないのかも…?
何より筆者にとってこのレシピの一番の魅力は
放置しておくだけででき上がるという点。一般的な唐揚げは揚げている間は常に注意して見ていなければなりませんが、この揚げない唐揚げはオーブンに入れたらあとはひたすら焼けるまで放っておいてOKなので、その間に他の作業ができます。
肉は元々一口大に切った状態で売っているものを使ったため、包丁とまな板の出番はゼロ。フライヤーやフライパンも使っていないし、もちろん油処理の必要もないので手間がかからず洗い物も少なく済みます。
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焼き上がるのに時間がかかるものの、総合的に見るとだいぶお手軽で美味しい“揚げない唐揚げ”。忙しい主婦だけでなく、ダイエット中の人にとっても強い味方になってくれそうです。
<文・写真/鈴木美奈子>
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雑誌の読者モデルから2児のママに。現在はライターとして、コスメ・美容、家事コツなどの記事を執筆。