Entertainment
Lifestyle

「結婚して楽しいのは一瞬だけでした」女性達の“生きづらい”体験談がせつない

セクハラ/「セクハラする人も認めるのがダイバーシティだ」!?

(りんさん)  大手企業で営業の仕事をしていた時、取引先の人から接待で「デートしよう」「ラブホに行こう」と言われるなどのセクハラをされました。  信頼していた上司に訴えましたが「当事者間で解決するように」と言われ、挙句に「セクハラをしがちな人もセクハラが嫌な人もいる。お互い認め合うのがダイバーシティだ」などと言われて、全く助けてもらえませんでした。  セクハラされること自体より、された時に他の男性達にこうして見殺しにされることの方が心理的ダメージが大きいと思います。頑張って入った会社でしたが、こういうことが続いて結局転職せざるを得ませんでした。 ※ダイバーシティ:性別、人種、年齢、宗教などが多様な人材を活用すること。セクハラ容認とは真逆

仕事/夫より高収入の私を姑が気に食わず…夢をあきらめた

(既婚・子供あり・不二子さん・31歳)  大学に6年行って、国家資格を取得して専門職をしています。出産前までは正社員で、夢だった仕事につけて日々充実していたのですが、旦那と仕事に対する熱意に温度差がありました。  私は帰宅時間が遅く、給料も旦那より上だったため姑(専業主婦)は気に食わなかったよう。姑は私の職業を知人に話すと「息子くん(旦那)働かなくても生活できるね~!」と言われるそうで、せっかく(そこそこの)有名大学を卒業して公務員になれた息子が、全く輝けない!と腹を立てていたそう。 「子供が小さいうちに妻が働くなんて、旦那の給料が安いって周りに思われる」とも言っていたり…。育休後に正社員として仕事復帰をする予定でしたが、直前に旦那が大号泣しながら「家庭に入って欲しい。嫌なら俺が仕事辞めて子を見る」と…。いや、ただ働きたくないだけだろ…と思いましたが、いろいろ話し合い、私はパート(旦那より少し給料が少ない範囲)で復帰することになりました。  あれから2年、新型コロナの影響で残業激減、給料の減った旦那は「もっと働けば?」と私に言ってきます
『82年生まれ、キム・ジヨン』サブ2

『82年生まれ、キム・ジヨン』

結婚圧/必死で働いても、田舎の親戚からは「結婚もせずにねぇ」

(未婚・ゆみほさん・26歳)  北関東の山奥で生まれ育った26歳です。どうしても田舎から出たくて、必死に勉強して無事に東京の大学へ進学し、そのまま東京で就職しました。努力して掴んだ自分の人生が誇らしかったし、ダサくて無力で大嫌いだった自分のこともだんだん好きになれていました。  数年前、法事のため帰省をしたとき、ふと襖の向こうから親戚達の会話が聞こえてきました。 「あの子はまだ東京でフラフラしてるのか」「結婚もせずにねぇ…」「女の子なのにわざわざ東京の大学まで行って」などなど、本当に現代の日本か?と耳を疑うような会話でした。  家出同然で家を飛び出してその日暮らしをしているのだったらまだ我慢できます。でも、そこそこの大学を出てきちんと正社員として就職したのにどうして?? 私が男に生まれていたら、ここまでの言われようではなかったでしょうね。  私がせっせと整えた私の道に泥団子を投げ込まれるのはとても腹立たしく悲しいものです。泥に埋もれて土に還ってくれと切に願います。
次のページ 
中学の部活で顧問が言ったひとこと
1
2
3
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ