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「結婚して楽しいのは一瞬だけでした」女性達の“生きづらい”体験談がせつない

学校/部活で顧問が言った「女子に引っ張られて情けない」

(ひまわりさん)  私の「女性の生きづらさ体験」は、中学時代の部活で起こりました。
中学生

画像はイメージです

 男女混合の運動部に所属していた中学2年の夏、3年生の先輩方が引退に向け、次の部長を私に任せたいと伝えてくれました。その日は嬉しくて帰ったら家族にすぐ報告したのを覚えています。  先輩方が引退した次の日からは、私が部長として、挨拶の号令や全体への声がけを行ないました。  ところが、その様子を数日見ていた顧問はある日、全部員に集合をかけ「女子に(部活を)引っ張られて、情けないと思わないのか」と副部長に向かって言いました。それからは、挨拶の号令や全体への声がけの度に顧問が副部長の男子を指名し、その男子はいつのまにか部長にシフトしていきました。  その後、私は部長でなく一部員として活動しましたが、今まであったやる気はみるみる無くなり、半年以上休むようになりました。  今思えば、出しゃばりでひとり突っ走る性格の私が部長に向いてないと、顧問は思っていたのかもしれません。だとしても、「情けないと思わないのか」の言葉にははっきりと女性軽視がありました。  運良く、痴漢にもセクハラにも遭ったことはありませんが、大人になった今でも思い出すと心が痛くなります。 ======================  どうでしょう。「わたしもキム・ジヨンだ」というようなエピソードのオンパレードです(体験談は次回に続きます)。 『82年生まれ、キム・ジヨン』の映画版は、原作と少し違って、絶望の果ての希望が最後に描かれます。今つらい女性たちにも、いつかトンネルを抜ける日が来ますように――。 ―“女性の生きづらさ”エピソード― <文/女子SPA!編集部 映画写真/© 2020 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.>
女子SPA!編集部
大人女性のホンネに向き合う!をモットーに日々奮闘しています。メンバーはコチラ。twitter:@joshispa、Instagram:@joshispa
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