現在は前向きな聡子さん。浮気に借金と様々なダメ男ぶりを見せつけられ、完全にいろんなモノがズレている気がしますが、別れを決断できたキッカケは何だったのでしょう。
「別れは本当に突然でした。今のペットビジネスを始めるために、当時学校で勉強を始めたんです。その時の先生がちょっと変わった方で、彼とのことを何の気なしに話したら『これから新しいことを学ぶのにそんなエネルギー状態ではダメ! あなたのようなメンタル的に良くない人に授業を受けてほしくないから、別れてきなさい!』と言われて、本当にその日授業を受けさせてもらえなかったんです。私、関西から東京まで授業のために遠征したのに(笑)」

場合によってはクレームレベルの対応をした先生でしたが、素直に「それもそうだな」と感じた聡子さん。その足で自宅に戻り、彼と別れを決めたそうです。
「9匹の猫をどうするかが大変でしたけど、自分のやりたいことを学ぶため、彼とは別れました。あの先生の一言がなければ、今でもズルズルと付き合っていたかも知れません」
ちなみに、猫は4匹5匹に分けて引き取りました。しばらくして彼が1週間家を空けるタイミングがあり、その間、彼の家に通い猫の面倒を見たそうです。すでに新たな彼女と同棲していたようですが、お互いに家事をしないタイプだったようで家は大荒れ。それを見て驚愕し、本当に別れてよかったと感じたそうです。
「子供っぽくて優しい性格だなと当時は思っていましたが、荒れ果てた家を見たとき、今の彼女のだらしなさに流されていることが分かり、悪い意味で順応性が高すぎると感じました。浮気も自分から誘うわけじゃないけれど、女性から誘ってきたら無下には出来ないとを釈明さたことを思い出したりして……心底別れてよかったですね」
現在は念願のペットビジネスにも携わり、前へと進んでいる聡子さん。改めてなぜこんなダメ男と9年も交際をしていたのか、考えうる原因を教えてもらうと、1つは9匹の猫の飼育事情ということですが、もう1つは「自分の父親かなあ」と少し言葉を濁します。
聞くと、数年前に他界した彼女の父親は敏行さんを超える“ダメ男”だったとか。それはまた次の機会に聞きたいと思いますが、人は初めて触れる異性を恋愛対象の基準と捉えてしまいがちです。
「男性は心のどこかでいつも母を求めている」なんて言われるのも、こういった理由からです。とにもかくにも、聡子さんは今はまた婚活にも前向きになりつつあるそうで、新しい幸せを願うばかりなのでした。
<取材・文/おおしまりえ>
おおしまりえ
コラムニスト・恋愛ジャーナリスト・キャリアコンサルタント。「働き方と愛し方を知る者は豊かな人生を送ることができる」をモットーに、女性の働き方と幸せな恋愛を主なテーマに発信を行う。2024年からオンラインの恋愛コーチングサービスも展開中。X:
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