ブラック校則「白の下着」が時代にあっていない理由3つ
こんにちは、下着の魔法使いちーちょろすです。
「ブラック校則」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?一般社会から見れば明らかにおかしい校則や生徒心得、学校独自ルールなどの総称をいいます。
この言葉はネット上では定着しつつあり、「ブラック校則を無くそう」という活動も広まってきています。
現在、下着の啓蒙活動をしている筆者ですが、自分の学生時代は「下着は白」という校則はなかったものの、過去の販売員時代から「真っ白の下着」を探してご来店される方は珍しくなかったので、そういったニーズに触れる機会はありました。
今回の記事では販売員目線も入れて「なぜ白の下着が時代にあっていないのか」について解説していきます。
「白の下着じゃないといけない」という校則がどうしてあるのか、私のSNSのフォロワーさんで教師経験のある人に聞いてみました。
まとめると、
・貧富の差が出ない
・地域の人々に風紀が乱れていると思われない
・痴漢予防
・「学生らしい」から、保護者受けがいい
とのこと。
戦後の日本では白い質素な下着が主流でした。
カラフルな下着が出てきたのは1950年代後半だといわれています。そこからカラフルなショーツも増えていきますが、それでもまだ白の下着が主流でした。
当時は白ショーツに比べるとたいそう高価なものだったそうです。さらにカラフルなショーツは不良だとみなされたり親に叱られたりするのにもかかわらず、当時のお嬢さん方はカラフルなショーツをこっそり購入していたそうです。
そんな訳で、「白なら貧富の差が出ないだろう」というのが当時の学校の言い分だったのかもしれません。
しかし、現代では白の下着を探すほうが一苦労。ショーツはここ100年で普及していますし、カラフルなショーツを履くことは珍しくもありません。校則では「ワンポイントも入っていてはダメ」という場合もあるので、その場合さらに選択肢は絞られます。
色にもよりますが、カラフルなアイテムはセールにかかることも多いので先に値段が下がることがあります。珍しいカラーや定番カラーこそ定価の状態が長いので、現代ではむしろ定番カラーの一つである白のほうが高価ではないでしょうか。