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やたらと目が疲れる、乾く…コロナ禍で増える「涙液トラブル」と正しいケア

こんな症状に悩んでない?「涙液トラブル」チェックリスト

 みなさんは、日頃「目が疲れる」「目がかすむ」「涙が出る」といった異常を感じたことはありませんか? 下のチェック項目で5つ以上当てはまるようなら「涙液トラブル」の可能性があるそうです。ぜひ、自身でチェックしてみてください。 チェックリスト●パソコンを毎日連続1時間以上見る ●寝ても疲れ目が解消しない ●コンタクトレンズ使用 ●目がショボショボする ●通勤時にスマートフォンを見る ●スマートフォンで動画をよく見る ●目が痛いことがある ●目を10秒以上開けていられない ●平均睡眠時間が5時間以下 ●朝から目がかすむ ●光がまぶしい ●目が重たい感じがする

涙液トラブルを起こしやすいのはどんな人?

 涙液トラブルを訴えるのは、パソコンやスマートフォンを長時間使用する人コンタクトレンズを使用している人、アイメイクをしっかりする人、高齢者に多いとか。  たとえばアイメイク。インラインなど目のぎりぎりまでメイクをしていると、涙の蒸発を防ぐ皮脂が分泌される穴(マイボーム腺)が塞がり、目が乾きやすくなる恐れがあります。  コンタクトレンズは、レンズと角膜が密着しすぎることで涙が角膜に行き届かなくなり、目が乾きやすくなってしまいます。また夜更かしや、空気の乾燥などでも涙液トラブルが起きやすくなるそう。
涙液トラブル図2

涙液トラブルを起こしやすい人の傾向

 そして、涙液トラブルによって起こりやすいのがドライアイ。特にコンタクトを使用している人はリスクが高まるそうなので、より一層ケアすることが大切です。

「そのうち治る」はNG! 目の不快症状や体調も悪化する

 これまで目の調子が悪くても、「そのうち治る」とタカをくくってしまいがち。でも、涙液トラブルのような症状が出たときに、そのまま放っておくと状況が悪化することもあるそうです。  涙液トラブルで目の表面が傷ついて、目がごろごろする、かすみ目、目が疲れる、直射日光がまぶしく感じる、目がひりひりする、痛みを感じるなど、不快な症状が悪化してしまう。  そして、目の不調で肩こりや頭痛が起きる→労働生産性が低下する→ストレスを感じるようになる。目の不快症状が体調に悪影響を及ぼすこともあるので、しっかり対処することが求められます。
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市販の点眼薬をつかったケアも有効。ただし注意点も
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