カルディで300円以下「タイ料理の素」が美味しい!本場の味に近づけるには
コロナの影響で海外旅行に行くことができない今、おうちでいろいろな国の料理作りにハマる人が急増しているといいます。そこで今回は、タイが好きすぎて現地で働いたこともある筆者が、カルディで買えるレトルトの「タイ料理の素」を使って本場風タイ料理に挑戦してみました。
今回、購入したのはカルディの「チムチュムセット」(税込124円)と「ガイヤーンペースト」(税込280円)。どちらもかなりのお手頃価格ですね。
まずはチムチュム。チムチュムとは、タイ東北部(イサーン地方)のレモングラスやバジルなどのハーブと一緒に海鮮、肉、野菜などを煮込んだ鍋料理。「カルディチムチュムセット」には、このような材料が入っています。
【チムチュムセットの中身】
・チムチュムペースト
・乾燥ハーブ
・春雨
・イサーンソース
・煎り米
入れる野菜はお好みで良いのですが、今回は本場に近づけたいため、タイの人に聞いてみました。用意したのはこちら。
【追加購入した材料】
・豚肩ロースしゃぶしゃぶ用 200g
・空芯菜
・パクチー
・白菜
・セロリ
・えのき
・もやし
本場のチムチュムでは、もやしを入れることはあまりないそうですが、好きなので入れることにしました。白菜か空芯菜はどちらでもいいというとのことなので、今回は両方入れることにしましたが、あるほうでいいと思います。また、パクチーがない場合は同じくカルディのフリーズドライタイプのパクチーを入れてみてもいいかもしれません。
まずはチムチュムのスープを作ります。鍋にお湯を沸かしたら、チムチュムペーストを入れてよく混ぜます。
次に乾燥ハーブをいれて沸騰させます。乾燥ハーブには唐辛子が入っていますが、辛いものが苦手なので抜くことにしました。タイ語で辛くしないでほしいときは「コー マイ ペット」、唐辛子を入れてほしくないときは「マイ サイ ブリック」と言います。
スープが沸騰したら、しゃぶしゃぶ用の鍋に移し替えて野菜を入れます。本場のチムチュムはモーディンと呼ばれる小さめの素焼きの鍋を使います。カルディのセットは1000mlのスープを使うので、家庭でやるときはしゃぶしゃぶ鍋でいいと思います。乾燥ハーブは食べる時に邪魔になるので、スープを移すときに網じゃくしで取り除いておくといいかもしれません。