野菜に火が通ったらお肉を入れていくのですが、ここで生卵にお肉を絡めておきます。タイではお肉を柔らかくするためにするのですが、しゃぶしゃぶ用の肉を使うときはお好みでいいと思います。また、鍋の中に溶き卵を入れて食べる方法もあるので、お好みで変えてみてください。

豚肉に卵を絡めます
野菜とお肉に火が通ったら付属のイサーンソースを付けていただきます。スープはハーブがしっかり効いているので、何も付けなくても美味しく食べられます。イサーンソースはピリッと辛さの中にほんのり甘みがありますが、卵に絡めたお肉と野菜を一緒に食べると辛さが和らぎます。また、スープにイサーンソースを入れると、より本場の味に近づくと思いました。
普段、鍋に入れない野菜ばかりなので家中があっという間にハーブの匂いでいっぱいになってしまいましたが、それがまたタイのチムチュム屋台を感じさせます。

チムチュムが完成
最後はセット付属の春雨と煎り米を入れていただきます。春雨は先に入れてもいいのですが、野菜や肉の甘味が煮詰まったスープが春雨によく絡んでさらに美味しくなるので最後に入れるのがおすすめです。

最後はセット付属の春雨と煎り米を入れていただきます。
続いてガイヤーンなのですが、今回はこのガイヤーンペーストを使って、タイのコームヤーンを作りたいと思います。コームヤーンとはタイの東北地方(イサーン地方)の料理で、豚の首や喉あたりの豚トロに下味をつけて焼いたものです。脂がのっていてビールのおつまみにもよく合います。用意する材料はこちら。

ガイヤーンペーストと豚トロ
【
コームヤーンの材料】
・カルディガイヤーンペースト
・豚トロ 200g

ガイヤーンも裏面に作り方が記載されている
ガイヤーンペーストには2袋のペーストが入っています。ガイヤーンを作る場合は鶏もも1枚に1袋なので、今回は豚トロ200gを使ってコームヤーンを作ります。
ボウルに豚トロとペーストを入れたら、よく混ぜていきます。ジップロックに入れて混ぜるよりもボウルで混ぜたほうがムラ無く混ざります。ペーストが混ざったら、さらに味を染み込ませるためにジップロックに移します。

豚トロにペーストを揉み込みます
空気を抜いてチャックを閉めたら15分以上置いておきます。今回は豚トロを使うので30分置くことにしました。

味が染み込むようにジップロックに入れて30分