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コロナで結婚願望が強くなった人が4割。求める条件にも変化が

オンラインなら時間や場所、費用にとらわれずに“会える”

 通常の対面式のデートでは、交通費や飲食代などのコストがかかり、特に男性側に負担がかかっていました。オンラインデートは、通信費やアプリ使用料くらいしかかからないため、リアルのデートに比べるとコスパに優れています。 オンラインデート リモート 婚活 また、ホテルのラウンジ等でお見合いをしていると、周囲にお見合い中であることがわかってしまいますが、自宅であれば周囲の目線が気にならなくなります。ただし、実家に住んでいる場合は家族に気づかれてしまう可能性があるので注意。また、自宅だと生活感が出やすくなるため、写り込みの少ない背景にするなどの工夫が必要です。  隙間時間でサクッとデートできるのも便利。対面式だと、気が合わないと思った相手ともお茶や食事などで1時間は一緒にいることになりますが、オンラインデートの場合はもっと短く切り上げることができます。  このように、オンラインデートは時間や場所、費用にとらわれずに気軽にデートできるのがメリットです。

結婚相手の条件に「長時間一緒にいて苦にならない」も

 コロナ禍で結婚意識の高まる人が多い中、結婚相手に求める条件にも変化が生じています。「新型コロナウイルス流行によって重視するようになった『結婚相手に求める条件』」については、上位7項目は上から「安定した収入」「安定した職業」「長時間一緒に過ごすことが苦にならない」「相手の健康面」「自分との価値観が合う」「個人の時間を尊重してくれる」「二人の時間を大切にしてくれる」という結果に(回答者517人)。
婚活実態調査2020

出典:婚活実態調査2020(リクルートブライダル総研調べ)

 従来から人気だった、安定した収入・職業の他に、「長時間一緒に過ごすことが苦にならない」42.6%、「個人の時間を尊重してくれる」38.1%といった声が挙がったのは、テレワークでパートナーと一緒に過ごす時間が増えたことが影響していると思われます。  かつては朝から晩まで外で働く夫について「亭主元気で留守がいい」なんて言われたものですが、これからはテレワークが定着してパートナーと長く一緒にいることが求められる時代へと転換していくのかもしれませんね。  居心地のよい関係を築きつつ、個の時間を尊重し合えるような「ほどよい距離感」が、これからの結婚生活に求められているといえるでしょう。 <調査概要> ■2020年調査(2019年のデータ) 1次調査 【調査方法】インターネットによるアンケート調査 【調査期間】2020年5月15日(金)~2020年5月19日(火) 【調査対象】全国の20~49歳の男女 【有効サンプル数】50,000サンプル ■2020年調査 2次調査 【調査方法】インターネットによるアンケート調査 【調査期間】2020年5月22日(金)~2020年5月24日(日) 【調査対象】<共通条件> 全国の20~49歳の男女で現在独身者(1次調査回答者) 【有効サンプル数】2400サンプル 参考:「婚活実態調査2020~新型コロナウイルス感染症影響調査篇~」リクルートブライダル総研(株式会社リクルートマーケティングパートナーズ) <文/白石梨沙>
白石梨沙
ライター、編集。雑誌やWEBで、恋愛・ファッション・美容&健康など幅広く執筆。
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