小関裕太が町医者役に「今まで観たことのない自分を、監督に引き出された」
新しいことに挑戦するのが大好き
小関「実は僕は初対面ではガツガツいけないほうなんです。撮影現場でも、『この人はどういう間合いが正解なんだろう』と考えてしまいます。そこを間違えて、僕自身も傷つきたくないですし。でもイタリアの方は全員が共通して壁がないんです。目があったらウインクして『チャオ!』と言ってくれる。向こうから話かけてくれるのなら、こちらから話しかけてもいいのかなと思って、積極的に行くことができました」
――番組でも何かを食べて「美味しい」、キレイなものを見て「キレイ」と言っていましたが、こうした取材でも「嬉しい」など、そのときの気持ちを表す言葉をよく口にされる印象です。
小関「それは親や周りからも言われます。『嬉しい』と言ってくれて嬉しいとか、『美味しい』と言ってくれて嬉しいとか。僕はそう言われてから気づくんですが」
イタリア語でお芝居してみたい
望月ふみ
70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビューを中心に活動中。@mochi_fumi
『みをつくし料理帖』オフィシャルサイト


