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ドリップコーヒー、値段によって何が違う?コスパを冷静に判定してみた

最大の違いは、「豆の重量」だった

ドリップコーヒーバッグ 1袋100円を超えるものもあります。定評のあるコーヒー専門店が選んだこだわりの豆でしょうから、ある程度の安心感は保証されるでしょう。1杯20円台のリーズナブルな商品と何が違うかと言えば、1袋あたりの「重量」が明確に違います。安価なものは1袋7~8グラム。高級なものだと12グラム入っています。そうです、最もわかりやすいのは、「豆の重さ」。豆の量がコーヒーをいれた時に大きく影響する要素であることは、容易に想像ができますよね。ですので、まずはなるべく重量の重いものを選びながら、コスパを検討していくのが最も賢明な選び方とも言えます。  今回の結論としては、比較的リーズナブルなドリップコーヒーバッグはバリエーションも豊富で十分美味しい。ただし、豆の重量が少ないので、なるべく重量の大きなものを探すべきであること。味の優劣に必ずしも直結しないオーガニックやフェアトレードの観点にどこまでお金を払うかは、個人の判断に委ねられるということ。あとは自分の好み、どこまで値段を払えるかという点は人それぞれですから、ブランドだけに騙されることなく、自由に選ぶべきでしょう。  ということで、ドリップコーヒーを選ぶ時に、“重量”チェックをするところから始めてみてくださいね! <文、写真/スギアカツキ> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
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