実は想像以上にとっても簡単。骨付き肉をしっかり水洗いして、水、酒、塩を加えて火にかけます。肉と一緒に加えるのが野菜類。玉ねぎ、セロリ、人参などの野菜が基本ですが、ネギやキャベツの芯、生姜、ニンニクなどもOK。生姜やニンニクは風味に個性が出ますから、好みで選択してください(私は出来上がったスープに生姜のすりおろしを加えます。ニンニクは加えないことが多いです)。
肉の臭みをやわらげて、ほのかな香りがつく「ローリエ(月桂樹の葉を乾燥させたもの。別名ベイリーフ)」を1枚入れるのもオススメです。スープの雑味を取り除くために、沸騰してアクが出た時点で、一度湯を捨てろと言われますが、骨付き肉をしっかり水洗いすること、出てきたアクをしっかり取り除くことの方が重要です。
煮込む時間は最低1時間。大きな塊の場合は2時間以上煮込むこともありますが、弱火で蓋をして火加減さえ注意すれば、他の料理や仕事をしいていても問題ありません。
鶏手羽元、ベーコン、ブロッコリー、大根のスープ
煮込みが終了したら、スープの具材を加えて5~10分煮込みましょう。醤油やオイスターソース、塩、甘味料などを加えて味を整えれば完成です。普段使っているかもしれないうま味調味料は一切不要です。ちなみに、余分な脂質をカットしたい場合は、骨付き肉の煮込みが終了した時点で一晩置いて、上に白く固まった脂肪分を取り除いてください。私は牛や豚の場合にこの工程を取り入れています。
牛テール、セロリ、れんこん、なるとのスープ。オイスターソースが味の決め手
スープの濃厚さを一度味わうと、この魅力のとりこになることでしょう。多めに作れば、数日具材を変えて楽しむこともできますから、是非一度お好みの骨付き肉を使って、作ってみてくださいね!
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<文、写真/スギアカツキ>
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