Gourmet

自分で作る「おしるこ」は衝撃のおいしさ。2ステップで超かんたん

2つ目は、砂糖と塩を加えるタイミング

おしるこ・ぜんざい 小豆の渋抜きができた段階で、沸騰したお湯1リットルに小豆を戻し入れましょう。30分ほど弱火で煮て、小豆が十分に柔らかくなった段階で、砂糖→塩の順番で加えていきます。最初からこれらの調味料を加えてしまうと、いくら煮ても豆は柔らかくなりません。また、砂糖と塩は素材への染み込みやすさが違いますから、順番を守ることもポイントです。 【正しい工程②】 お湯1リットルに小豆を戻し、調味料を加えずに30分弱火で煮る。その後、砂糖→塩の順に加えて煮る。砂糖を加えて10分煮た後に塩を加えたら火を止めて蓋をして蒸らす。 (注意)やってはいけないこと ・最初から砂糖や塩を加えて煮る。 ・塩を砂糖よりも先に入れる。

食べたい時に温めて、焼いたお餅を加える

 さあ、これで汁は完成。食べたい時に温めて、焼いたお餅を加えましょう。タッパーに入れて冷蔵庫保存して、食べたい時に鍋で温めれば、1週間程度は美味しく食べることができます。餅は、お好みの形や材料を選んでください。個人的なオススメは、胚芽米や玄米で作られたお餅。白い餅よりも濃厚な味わいで、粒あんとの相性もバッチリです。 おしるこ・ぜんざい 餅をトースターや焼き網で焼き、こんがりしたら、あとは汁に加えて完成です。 おしるこ・ぜんざい 一度覚えておくと、おしるこは自作で作るのが一番になることでしょう。材料はストックしやすいですから、在宅勤務の息抜きや週末などに是非お試しくださいね! <文、写真/スギアカツキ> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
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