→作業効率低下、集中力低下に効くかも!

写真はイメージです
今回最もお伝えしたいのは、鶏むね肉に多く含まれる「イミダゾールペプチド」のお話。この成分は、渡り鳥や回遊魚などの筋肉などに多く含まれる疲労回復や持久力のための成分。
脳疲労と肉体疲労の両方にアプローチしてくれるために、特に注目されている抗疲労成分なのです。脳疲労の例としては、頭痛、イライラ、作業効率低下、集中力低下など。これらを癒やしてくれるとしたらありがたいですよね。
このイミダゾールペプチドは、もも肉よりもむね肉の方が豊富。しかも、短期間で出荷する「ブロイラー」よりも、在来種50%以上・飼育期間80日以上などの
JAS規格に準じた「地鶏」の方が含有量が優位という傾向にあるそうです。(貞光食糧工業株式会社調べ)
また、実際に疲労回復効果を得るには、500~1000mgのイミダゾールペプチドの摂取がよいとされていますが、ブロイラーにせよ地鶏にせよ、むね肉100グラムを食べるだけで、十分な量を摂取できます。

©貞光食糧工業株式会社<熟成阿波尾鶏 報道発表会資料より>
※熟成阿波尾鶏は貞光食糧工業株式会社が飼育・加工処理をする地鶏
※同社に許可を得て転載
ということで前置きが長くなりましたが、
寒い時期に手軽でおいしい鶏むね肉の食べ方をご紹介します。
鶏むね肉の「しゃぶしゃぶ」なら、たっぷり食べられる!

そうです、私のオススメは、鍋料理。
調理の最初にむね肉の皮をはいでしまってからスライスすると、比較的簡単に薄切りにすることできます。薄さにこだわりたい人は、1時間位冷凍庫に入れておくと切りやすいでしょう。

スライスしたむね肉を、お好みのスープや野菜(葉野菜、きのこ、根菜など)と一緒にしゃぶしゃぶするだけ。これがものすごくおいしいんです。野菜のシャキシャキ感と一緒に味わえば、パサパサ感は気になりませんし、鶏肉の旨味もしっかり鍋スープに染み出て、シメ料理がグーンと美味しくなります。

疲れた夜にこそ、手軽なむね肉しゃぶしゃぶを。さあ是非お試しくださいね!