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疲れた時は、鶏むね肉!しゃぶしゃぶならグーンと美味しい

【補足】イミダゾールペプチドについて詳しく知りたい方へ

※以下、©貞光食糧工業株式会社<熟成阿波尾鶏 報道発表会資料>より、筆者が同社に許可を得て転載。
鶏むね肉

パッケージなどに貼られている銘柄鶏のシールをチェックすれば、それが地鶏かどうかはネット検索ですぐに分かる

・イミダゾールペプチドは、精神系必須アミノ酸の「ヒスチジン」と身体系非必須アミノ酸の「アラニン」が結合したジペプチドである。 ・イミダゾールペプチドは、疲労物質「乳酸」とATP分解産物よる酸性化を緩衝し、筋肉間のpHの低下を抑えることで疲労を抑える。加えて筋肉間の抗酸化作用も疲労を抑制する。 ・イミダゾールペプチドは腸管から吸収され、その一部はβ-アラニンとヒスチジンというアミノ酸に分解される。脳に入るとアミノ酸がまた結合してイミダゾールペプチドになる。ヒスチジンは脳内でヒスタミンとなり脳を覚醒させることで作業効率を上げ、疲労感を改善する。これにより、脳疲労と肉体疲労を両面ケアの効果が期待できる。 <文、写真/スギアカツキ> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
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