洋服は売れるものと売れないものの差が激しくて、出品が難しいです…。

子ども服はまとめて売る(写真はイメージです)
「洋服と一概にいっても、カテゴリーやジャンルで売り方は異なります。
例えば、大人の服でノーブランドのものを売るのは難しいです。試着できないので、実際に届いてみないとわからない分、購入のハードルが上がるからです。一方で子供服は、すぐにサイズアウトしたり洗う回数も多いので、ノーブランドでも枚数をたくさんつけてあげれば売ることができますよ」
ノーブランドのものを、コーディネートして出品しようと思うのですが、売れますか?

コーディネートして出品しても、ノーブランド品はたいして売れない
「
私の経験だと、コーディネートをしても売り上げはあまり変わりません。メルカリは欲しいものをピンポイントで買いに来る方が多いので、どこの誰かわからない人のコーディネートを見ても、なかなか購入につながらないと思います。『おまけ』も同じですね。
おまけをつけたところで、買うものは買うし買わないものは買いません。これらは売り上げにあまり関係のない方法なのかなと思います」
大掃除でいらなくなったものを出品する、くらいの心意気で宇田川さんにお話を聞いたのですが、聞けば聞くほどメルカリでものを売るにはニーズの深掘りが必要であり、見せ方も大事であることがわかりました。ただし、ちょっとした工夫で売り上げも変わってくるので、やりがいも大きいかもしれません。
今年の大掃除はメルカリでの出品を見越して、まずはジャンルわけしながら始めてみてはいかがでしょうか。
【宇田川まなみ】
福岡県在住。12歳の息子をもつ母。メルカリ師匠の愛称で親しまれている。引っ越しを機にフリマアプリ「メルカリ」に出会い、「これで不用品を売って引っ越し代を稼ごう!」と始めたのがきっかけで、月15万円の売上を叩き出す。著書に『
プラス月5万円で暮らしを楽にする超かんたんメルカリ』(翔泳社)など。
<取材・文/瀧戸詠未>