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玉木宏、田中圭は何位?秋ドラマで良かった主演男優ランキング&名演賞

 さて、ドラマウォッチャー・林らいみが魅了されたのはこの3人。主演にかぎらず、すべての男性キャストを対象に選んでみました。

名演賞 林遣都『姉ちゃんの恋人』

『姉ちゃんの恋人』(関西テレビ・フジテレビ系列)で主人公の相手役を演じた林遣都は、辛い過去を抱えて生きる青年の人物像がうまく表現されていました。  中でも心をつかまれたのは、主人公と二人きりの観覧車で自身の過去を告白するシーン。  苦しかった想いを吐き出して、目のふちがどんどん赤くなっていく様子に胸が熱くなりました。そして、その過去を受け入れる主人公の言葉に、さまざまな思いが交錯して苦しそうな、喜びをかみしめているような、なんとも言えない表情に。  怒濤(どとう)のような気持ちの変化が伝わる素晴らしい演技でした。

名演賞 玉木宏『極主夫道』

 ランキング1位の玉木宏は、主演を務めた『極主夫道』(読売テレビ・日本テレビ系列)でコメディセンスを発揮。確かに、この秋一番注目を集めたことも納得のインパクトある演技でした。  相変わらず二枚目の彼は渋さが加わって、元極道という役柄がしっくりきます。そんな彼が真剣な顔をして料理したり、掃除したりする姿が実にアンバランス。いちいちカッコよくきまっていて絶妙な塩梅でした。  もはやニヤリと相好を崩すだけで、無意味に大きな声を出すだけで面白い。ハマリ役だったと思います。
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最優秀名演賞は『恋する母たち』の彼
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