40代こそ明るいヘアカラーで白髪も隠せる。浜崎あゆみが指名する美容師の教え
30過ぎたら、ましてや40~50代になったら、ギャルっぽいヘアカラーはイタイよね…と思っている人が多いのでは。私もそう思っていました。
ところが、「歳を重ねるほど明るいヘアカラーがおすすめ!」と断言するのは、人気ヘアサロン「ISM」のトップスタイリスト、百瀬三香 (ももせ・みか)さんです。
浜崎あゆみ、黒木瞳、渡辺直美といった有名人に指名される百瀬さん。39歳で2児のママである百瀬さん自身も、堂々と金髪だったりするのです。
初めての著書『髪の明るさは女性の一生を照らす』(2020年12月刊行)では、ヘアカラー選びのコツや、シャンプーやドライヤーなどセルフケアの基本までじっくり紹介しています。
「年相応なんてもったいない、自由に髪を楽しもう」というメッセージと同時に、明るいヘアカラーは「いいことばかり」だというのです。特に白髪世代は、黒髪にまじった白髪を染める無限ループよりも、髪全体を明るく(ハイトーンに)しちゃうほうが白髪が目立たない。レフ板効果で顔まわりが明るく見えるし、なによりオシャレ。
ということで、ハイトーンの極意を紹介します(以下の文章は百瀬さん、写真は『髪の明るさは女性の一生を照らす』より)。

私は歳を重ねるほど明るいヘアカラーにすることを推奨しています。年齢を重ねると、髪の毛に関する悩みも増えてきますよね。でも悩みを苦痛だと思わないで、逆に今までできなかったヘアスタイルを楽しむ気持ちになってください。
例えば白髪が増えたとします。落ち込む前に、白髪が混ざってしまうような、トライしたことのなかったカラーを入れてみたらどうでしょう。
それに、カラーは色を変えるだけでなく、様々な力を発揮するんです。
ある日、30代前半のお客さまが「うねりをなんとかしたいんです」と悩んでいる様子で来店。黒髪でうねりがひどい状態で、毛先の細さも目立っているので不健康そうに見えていました。
でも縮毛矯正をすることもないと思ったので、明るめのカラーリングをしました。透け感のあるハイトーンのグレージュでカラーリングし、そこに少しだけハイライトを入れたら…もう別人に! うねりも改善、ツヤも出てきました。カラーの力はここまで来ています。
来店直後は年齢よりも少し疲れて、老け込んだ印象でしたけど、帰りは見違えるようにキラキラオーラを放っていたのです。
浜崎あゆみや渡辺直美に指名されるヘアカラー名人
