若葉竜也が天才棋士役に「今でも将棋のルールは知りません」
悲しいかな、僕は凡人なんです
朝ドラの反響にビックリ
若葉「僕、朝ドラって見たことがなかったんです」
――おお。
若葉「でも朝ドラの情報が解禁になったとき、ニュースがたくさん出たりして、周りの反響もすごくて。『朝ドラってこんなに影響力があるんだ』と受けてから知りました。僕としては朝ドラだからとか、そんな事じゃなくて、素直に『おちょやん』という企画が面白いと思ったことと、主演の杉咲花さんのお芝居が個人的にすごく好きなので、お会いしてみたいなと思ったんです。で、『あ、じゃ、僕で良ければ』という感じでした」
――そうなんですね。朝ドラも楽しみにしていますが、最後に『AWAKE』公開に際して、読者へメッセージをお願いします。
若葉「人が挫折したり、人と人とが繋がっていくといった、普遍的なことが描かれている作品です。たまたま彼らにとって熱中できるものが将棋だった。だからルールが一切わからなくても楽しめます。将棋ものかといった色眼鏡なしに、観に行ってもらえたら。普遍的な青春映画ですよ」
(C) 2019『AWAKE』フィルムパートナーズ
<文・写真/望月ふみ>望月ふみ
70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビューを中心に活動中。@mochi_fumi



