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家デートは「性行為OKサイン」じゃない。NOと言えない女性に伝えたいこと

性に対する「モヤモヤ」を感じたら

悩み

※写真はイメージです。

 しかし、断る権利があると言っても、世の中には「受け入れる方が楽、拒否して揉めるのが面倒」というように、受け入れることが1つの処世術になっている女性が存在します。  それはおかしいと頭では分かっていても、一歩踏み出して断る怖さもある。そんな女性たちは、最初に何をすべきでしょう。 「性教育やフェミニズムの本や動画、Twitterなどに日常的にたくさん触れるのが良いと思います。女性の尊厳について刷り込まれてきた価値観に違和感を抱いていたら、それは情報に触れていくチャンスです。ただ、価値観を変えていくことってとても時間がかかります。だからこそ、まずは『こういう風に考えたらモヤモヤが晴れるのかも』と思える情報にたくさん触れてみてほしいです」

「無理して男性に合わせなくていい」当たり前の事実

「自分の違和感は正しかった」と後押ししてくれる情報に触れる中で、今までパートナーと出来なかったコミュニケーションをしてみる勇気が湧く人もいるでしょう。  自分が変わるためには、今までの“当たり前”を無理なく新しい価値観に変えていくことが重要です。それは1日2日では難しい。だからこそ「これって本当に正しいの?」と違和感を覚えたタイミングで、様々なメッセージに触れることが、変化にも繋がるのかもしれません。  女性も男性も、相手に合わせて無理してセックスに応じる必要はない。その権利を、誰しも等しく持っている。まずはこの事実を心に刻んで進みましょう。 【お話を聞いた人】 シオリーヌ(大貫 詩織) 助産師/性教育YouTuber 総合病院産婦人科、精神科児童思春期病棟にて勤務ののち、現在は学校での性教育に関する講演や性の知識を学べるイベントの講師を務める。性教育YouTuberとして性を学べる動画を配信中。オンラインサロン「yottoko labo」運営。著書「CHOICE 自分で選びとるための「性」の知識」(イースト・プレス) YouTube:【性教育YouTuber】シオリーヌ CHOICE 自分で選びとるための「性」の知識<取材・文・イラスト/おおしまりえ>
おおしまりえ
水商売やプロ雀士、素人モデルなどで、のべ1万人以上の男性を接客。現在は雑食系恋愛ジャーナリストとして年間100本以上恋愛コラムを執筆中。Twitter:@utena0518
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