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家デートは「性行為OKサイン」じゃない。NOと言えない女性に伝えたいこと

 こんにちは、恋愛ジャーナリストのおおしまりえです。

断って空気を壊したくない?

性的同意「付き合ったらセックスしていい」 「家で二人っきりならOK」 「3回目のデートはセックスしても良い頃」 など、暗黙の了解と思われていることって色々ありますよね。  こういった何の根拠もない情報に振り回された経験がある方って、多いのではないでしょうか。かくいう私もそうです。特に相手がそういう認識だろうと思うと、断って空気を壊す方が常識はずれかもしれない……と悩む時期がありました。  でも近年は、セクハラやレイプ事件などをきっかけに、「性的同意」について議論される時代になりました。そもそも、どんなに暗黙の了解に見えたとしても、当人がNOと言えばNO。それが性的同意のベースです。  無理に受け入れて悩んだり、トラブルを避けるためにも、正しく断る力を身につけたい。今回も前回記事に続き、性教育YouTuberとして活動する、助産師のシオリーヌさんにお話を聞きました。

付き合ったらOK、家にいったらOK、じゃない

「やっと最近『性的同意』という言葉が広まってきました。まず、アクションを起こす側(性行為を望む側)が同意を確認する必要が必ずあります。OKの確認ができないまま性行為をおこなうと、それはカップルでも夫婦でも性暴力につながります。前提として、誰でも受け入れるかどうかを選択する権利があって、それを判断し伝える権利があることを分かって欲しいです」(シオリーヌさん。以下同)
シオリーヌさん

シオリーヌさん

 シオリーヌさんは性的同意について「まずは個々の権利を知ることが1番大事」と話します。 「自分には自分のおこないを決める権利があるし、相手には相手のおこないを決める権利がある。人権意識がベースにあると良いのかなと思うのですが、性行為といったデリケートな場面になると、どうしてもこの考えが発揮できない女性が多いのも事実です。  そもそも『付き合ったら~』とか『家に行ったら~』といった基準は、『OK』ではないです。これは断る側が頑張って伝えるというより、『暗黙の了解ではないんだよ』ということを、私たちが男女どちらにもメディアを通じて伝えていきたいです」
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性に対する「モヤモヤ」を感じたら
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