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彼がエッチ中に動画を撮りたがります…どういうつもり?|性活相談

信頼関係の5ポイント

 前置きが長くなりましたが、撮影することと信頼関係が今回の相談のポイントです。この点をしっかりと考えていきたいと思います。 信頼関係の5ポイント 撮影するという行為を、段階順に分けていきます。「セックスをする(裸を見せる)」「撮る」「残す」「当事者が見る(鑑賞する)」「第三者に見せる、見られる」となるのですが、それぞれの行為によって信じることが変わっていきます。 《各行為において信じること》 1 セックスをする(裸を見せる)  セックスの最中に心身を傷つけない(安心安全)、好意や愛情の存在(愛情)、セックスの前後で態度や気持ちが変わらない(不変)、気持ちよくなれる(快楽の保証) 2 撮る  撮ったものを誰にも見せない(秘密)、好きだから撮りたがる(自己の特別化)、消して欲しいと言ったらすぐに消せる(決定権の保持) 3 残す  誰にも見つからない場所や方法で残す(保管管理の徹底) 4 当事者が見る(鑑賞する)  自分ひとりで楽しむ(感動・歓喜)、実際に行為をしていない時も身近に感じる(愛情の時空超越化)、 5 第三者に見せる、見られる  絶対にない(素材の完全消去可能)、万が一関係が悪化してもその一線は超えない(人格の神格化)

ノリでOKすると後から怖くなる

 上記のようになると僕は考えます。まとめてみて感じたのは、撮影をすることで信じることがめちゃくちゃ増えるということです。相手をより深く強く信じることが出来ないと撮影を許可することは出来ないはずです。でも実際は、信じられると納得しきれていないことが多いでしょう。もしくは、性的に興奮していたり、気を許しくつろいでいるタイミングに聞かれてしっかりと考えられていなかったりして、撮影した後に「もしかしたら…」と怖くなるのです。
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第三者に見られる覚悟はあるか
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