Gourmet

激辛フードが進化中!美容成分入り辛麺や、鍋に便利な辛い“もち”

⑤「辛いひとり鍋」がバリエーション拡大中

激辛フード

電子レンジで調理「一人鍋シリーズ」

●相模屋食料 ひとり鍋シリーズ

 韓国料理「スンドゥブチゲ」という鍋料理がありますが、これは韓国のやわらかい豆腐を唐辛子やコチュジャンなどの辛いスープで煮込んだもの。これをベースにして豆腐メーカーの相模屋が「一人鍋シリーズ」を続々展開中です。そして今では韓国テイストだけでなく、カレーや麻婆豆腐といった新しい味も登場し、“豆腐を辛く食べるスタイル”が家庭の食卓にも広がっています。これらはすべて電子レンジで調理できる点が魅力的で、一人暮らしでも気軽に楽しめることでしょう。

⑥“うま味×辛さ”をセットで味わうちょい足し調味料が台頭

激辛フード

コクやうま味をアップ「スパイシーソース」

●ピエトロ 辛味ソース/エスビー食品 エクストラスパイシーソース

 ちょい足し調味料として辛味を加えるシーンはこれまでにもよくありましたが、そんなときはタバスコのような狭い選択肢だったかもしれません。ところが最近では、トマトや玉ねぎなどの野菜や昆布のうま味と合わせた商品が目立つように。パスタやカレーを食べる時に、辛味だけでなくコクやうま味をアップさせるニーズから誕生したのでしょう。たしかに一振り二振りすると、おいしい辛味が加わって、濃厚なおいしさを演出することができます。 <文、写真/スギアカツキ> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
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