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いとうまい子はロボット開発者に。40歳すぎて大学院で学び直した女性4選

“人生100年時代”と言われている中、40歳を過ぎて「学び直す」ことは珍しいことではなくなってきました。そこで今回は、「40歳を過ぎて学び直し」をした女性芸能人をご紹介します。

いとうまい子 ロボット開発者に

 1983年にアイドル歌手としてデビューし、女優業やバラエティー番組などで活躍する いとうまい子(56)。  いとうは芸能生活25周年を迎えた頃に「社会に対して何か恩返しがしたい」と思ったことを機に、45歳だった2010年に早稲田大学人間学科eスクール(通信教育課程)に入学。かつて仕事で知った「予防医学」を学ぶため、健康福祉科学科に進学しました。  いとうの学業に転機が訪れたのは、大学3年生の頃。予防医学を推進するロボットの研究を開始したことで、一気にその道が開きます。自身が制作した「ロコモティブシンドローム(運動器の障害により要介護になる状態のこと)」を予防するロボットが旭光電機という会社に注目されたのです。同企業から共同研究の打診を受けたことを機に大学院への進学を決意しました。
 2016年には修士課程を修了し、その企業とは「ロコピョン」というロボットを開発して国際ロボット展にも出展するまでになりました。現在は同大学院博士課程へ進学し、ロボット開発のほか、東京大学との共同研究で老化学を研究しているそう。  いつの間にか、とてもすごい領域に到達していて驚きです。2009年に結婚した夫も学業と家事の両立に協力的だそうで、公私ともに充実している様子。これもいとうさんの努力の賜物ですね。

菊池桃子 キャリア教育について教鞭をとる

 1980年代アイドルとして絶大な人気を誇った女優・菊池桃子(52)。2019年11月には経済産業省のエリート官僚・新原浩朗氏(61)との再婚を発表して話題にもなりました。  菊池は40歳だった2009年に法政大学大学院に入学し、2012年に政策創造専攻の修士課程を修了しました。大学院進学のきっかけは、乳児期の脳梗塞で左手足に麻痺が残った長女の存在。「私はどんな職業につけるの?」など将来への問いを娘から受けるうちに娘の人生を守りたいと思い、進学に興味を持つようになったといいます。  菊池はキャリア形成や雇用政策を学び、現在は出身校である戸板女子短大の客員教授としてキャリア教育の講義を担当しています。また、再婚相手の新原氏は安倍晋三政権時代に「働き方改革」や「幼児教育の無償化」といった政策を進めてきた人物。“雇用”という共通のキーワードも、二人の仲を深めるきっかけになったのかもしれません。
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秋吉久美子にエド・はるみも
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