洗う前にヘタを取らないで!いちごの食べ方、意外と知らないルールたち
③洗った後は、周りの水分をしっかりふく
洗った後はヘタを取る前に、クッキングペーパーなどで水分をしっかり拭き取りましょう。水分がついたままだと、いちごの味が水っぽく感じられてしまいます。洗ったいちごをザルにあげてそのまま食卓へ、という光景をよく見かけますが、水分を拭き取る一手間こそが、いちごの濃厚さを守ってくれます。
④一口で食べるのが理想。切るなら“タテ半分”に
いちごの魅力として忘れてはならないのが、「果汁感」。口の中で果汁がジュワリとあふれ出すことで、至福の味を奏でてくれることでしょう。大粒サイズの場合は、タテ半分に切るのが良いのだとか。いちごはヘタに近い部分よりも先端の方が甘くなっていますから、それらの味が口の中で混ざり合う方が理想的です。
ゆずの「いちご」という曲の歌詞に、「甘いいちご 頬ばるように僕を愛して」というフレーズがありますが、これだけでもいちごを頬張る魅力は想像できますよね!
さあ、いちごの季節も後半戦。まだまだたっぷり、おいしさをしっかり味わいましょう!
<文、写真/スギアカツキ>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
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