自己流の筋トレで“ゴツくなる太もも”。原因と解決法をプロが教える
☆プロポーズ(左右各10秒キープ×2回)
2. 重心を前に傾けながら、右ひざを曲げ、左手を大きく回して右足首をつかむ。重心を前にしないと前ももが伸びないので、できるだけ前へ傾ける。
これ、やってみると本当に気持ちがいいのです。前太ももがジワジワほぐされて、まるでお湯にでも浸かった気分。普段は意識しないほど前太ももって凝っていたのです。プロポーズをしっかりやってからのスクワット、お尻のために一手間加えれば完璧なはず。次は太ももの隙間をつくるエクササイズ。本書からまとめましたよ。
☆内ももひし形(10回)
2. 息を吐きながらひざを開く。足首でタオルを左右からつぶす。10回開閉を繰り返す。
こちらも地味にキツイのですが、個人的な感想として、がんばり筋がゆるむというより、なまけ筋がほどよく覚醒していくのを感じました。日常の動作で使う筋肉には、これほどの落差があるのです。しかも酷使している筋肉は麻痺してしまい、がんばっているという感覚すらなくなっているのかもしれません。筋肉労働もバランスよく行えば、自ずと身体もバランスよく整ってくるのでしょう。
食事療法、ハードな筋トレ、etc。美ボディへの道はたくさんありますが、停滞してしまったあなた。がんばり筋をほぐすことからリスタートしてみませんか。
―小説家・森美樹のブックレビュー―
<文/森美樹>森美樹
小説家、タロット占い師。第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)、『私の裸』、『母親病』(新潮社)、『神様たち』(光文社)、『わたしのいけない世界』(祥伝社)を上梓。東京タワーにてタロット占い鑑定を行っている。X:@morimikixxx
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