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自己流の筋トレで“ゴツくなる太もも”。原因と解決法をプロが教える

☆プロポーズ(左右各10秒キープ×2回)

1. 両手と両ひざを床につける。手首は肩の真下に置き、そこから左足を手と手の間に置く。右ひざを後ろにずらし、足を大きく開く。左足を足幅2歩分ほど左に動かす。 プロポーズ1 プロポーズ2 2. 重心を前に傾けながら、右ひざを曲げ、左手を大きく回して右足首をつかむ。重心を前にしないと前ももが伸びないので、できるだけ前へ傾ける。 プロポーズ3 プロポーズ4 プロポーズ(正面) これ、やってみると本当に気持ちがいいのです。前太ももがジワジワほぐされて、まるでお湯にでも浸かった気分。普段は意識しないほど前太ももって凝っていたのです。プロポーズをしっかりやってからのスクワット、お尻のために一手間加えれば完璧なはず。次は太ももの隙間をつくるエクササイズ。本書からまとめましたよ。

☆内ももひし形(10回)

1. 仰向けになり、内くるぶしでタオルを挟む。股関節とひざを90度に曲げて足を浮かせる。鼻から息を吸いながら、左右の足首でタオルを押し合う。 内ももひし形1 2. 息を吐きながらひざを開く。足首でタオルを左右からつぶす。10回開閉を繰り返す。 内ももひし形2 内ももひし形3 こちらも地味にキツイのですが、個人的な感想として、がんばり筋がゆるむというより、なまけ筋がほどよく覚醒していくのを感じました。日常の動作で使う筋肉には、これほどの落差があるのです。しかも酷使している筋肉は麻痺してしまい、がんばっているという感覚すらなくなっているのかもしれません。筋肉労働もバランスよく行えば、自ずと身体もバランスよく整ってくるのでしょう。  食事療法、ハードな筋トレ、etc。美ボディへの道はたくさんありますが、停滞してしまったあなた。がんばり筋をほぐすことからリスタートしてみませんか。 ―小説家・森美樹のブックレビュー― <文/森美樹>
森美樹
1970年生まれ。少女小説を7冊刊行したのち休筆。2013年、「朝凪」(改題「まばたきがスイッチ」)で第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)、『母親病』(新潮社)、『神様たち』(光文社)を上梓。Twitter:@morimikixxx
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