● フィフス・エレメント（’97年） 地球を救うため、宇宙人の組織から生まれたリー・ルーと彼女を救った男が奔走するSFアクション。宇宙語を話し、とてつもない戦闘力を持つリー・ルー役は彼女のブレイクのきっかけに ● バイオハザード（’02年） カプコンの同名ゲームを原案としたシリーズ。’16年の『～ザ・ファイナル』まで6作が製作され、ミラは全作で主演を務めた。アメリカ本国よりも日本を含む他国でのヒットが顕著だった ● ウルトラヴァイオレット（’06年） 21世紀末、謎のウイルスにより寿命と引き換えに超人的能力を得た感染者組織と、彼らを掃討しようとする人類の闘いを描く。東洋武術や新体操の動きを取り入れたアクションが見どころ 【ミラ・ジョヴォヴィッチ】 ’75年、ウクライナ生まれ。5歳で米国に移住し、11歳でモデルデビュー。’97年に『フィフス・エレメント』でブレイク。『ジャンヌ・ダルク』（’99年）や『バイオハザード』シリーズ（’02年～）で人気を不動のものにした ＜取材・文／よしひろまさみち＞