Lifestyle

コロナ後に離婚ラッシュが来る?夫婦のすれ違いを防ぐ3つの習慣

ネガティブな感情は共有する

「そして3つめは、相手を理解しようとしたけれどできなかったり、また理解されないと感じたことで傷ついたなら、できるだけ早くそのネガティブな気持ちを共有することです。もちろん相手を責めるのではなく、『Iメッセージ』で伝えることは、忘れないでくださいね」(秀海さん) 会話 Iメッセージとは、主語を自分にして伝える方法です。傷ついた時も「あなたはどうしてそんな風に言うの?」と相手を主語にしたYメッセージを使うのではなく「私はそういう風に言われて、凄く傷ついてる」と、自分を主語にして相手に伝えていくことです。 【Iメッセージ】 ・私は◯◯だと思う ・◯◯して欲しいと思ってる 【Yメッセージ】 ・あなたっていつも◯◯だよね ・なんであなたは◯◯してくれないの?

今一度、関係性を見直そう

「共同生活とは、自分にとっての心地良さから、お互いにとって心地の良さへと生活スタイルを作り直す行為だと思います。そのためには、積極的に自分の希望を伝えることが必要です。  カーテンの色や家具をどうするかに始まり、今日のご飯や明日の過ごし方など、常に2人でシェアし、選択することが共同生活です。そのプロセスの中で、当然意見がぶつかったり、嫌な気持ちになること、通じ合えない寂しさを感じることがあるものです。  そんな時、多くの方が自分の気持ちを飲み込んだり、後回して衝突を避けますが、飲み込んだ気持ちは、知らずしらずのうちにフラストレーションになり、爆発してしまうことも。  仲良くいたいから我慢したはずが、気がついたら険悪な雰囲気になんてちょっともったいないですよね。夫婦の関係を傷つけるような衝突を避けるためにも、ネガティブな感情を遠ざけないで、できるだけ共有することが大事。でもその前に、まずは知らないうちに我慢している自分に気づいて欲しいです」(秀海さん) ・夫婦で一緒にやることを増やす ・「夫婦でも違う人間だから、わかってくれない事もある」と知る ・ネガティブな感情もIメッセージで共有する  夫婦に限らず、独身カップルでも有効かもしれません。あなたはパートナーに自分の気持ちを共有したり、2人の時間を過ごしたりしているでしょうか。ちょっと振り返ってみると、気がつくことがあるかもしれません。 【取材協力】 Life Design Labo/安東秀海・安東美紀子 業界最大手のカウンセリング事務所にてカウンセラー&講師として活動後、2015年に独立。結婚生活に悩む夫婦のためのカウンセリング&コーチングを行う。機能不全を生んでいる夫婦間のコミュニケーションパターン、価値観の違い、感情的なもつれを特定し、関係性修復に導くアプローチを得意とする。東京渋谷のカウンセリングルームには危機に直面した多くの夫婦が訪れている。 <取材・イラスト・文/おおしまりえ>
おおしまりえ
水商売やプロ雀士、素人モデルなどで、のべ1万人以上の男性を接客。現在は雑食系恋愛ジャーナリストとして年間100本以上恋愛コラムを執筆中。Twitter:@utena0518
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