ツイッターの女王、ついにアカウント削除。炎上が続き「心が傷ついた」
歯に衣着せぬ発言が賛否を呼ぶ一方で、妊娠中のお腹ぽっこり写真や産後の妊娠線、授乳姿などリアルな女性の体をSNSに公開し、ネットユーザーの共感を集めてきたクリッシー・テイゲン(35)。昨年には、第3子を流産したときの様子をおさめた写真を投稿し、大きな反響を呼んだ。SNSで大きな影響力を持ち、“ツイッターの女王”とも呼ばれているクリッシーだが、このたびツイッターアカウントを削除し、1370万人のフォロワーに別れを告げた。
これまで、ネット上で何かと批判を受けてきたクリッシー。子供たちの食事風景をSNSに投稿しただけで炎上することもあり、たとえば骨付き肉やソーセージを食べている子供の写真を投稿したときには、ヴィーガンやベジタリアンから「幼い頃から肉を食べることを強要している」と怒りの声が寄せられたという。
クリッシーはそんな“アンチ”に対して、辛辣なコメントで反撃し、ときにはユーモアたっぷりに対応してきた。
また、“犬猿の仲”だったトランプ前大統領とは、ツイッター上で壮絶なバトルを繰り広げ、トランプ氏からブロックされたことも。
このように、ネット上で強気の姿勢を見せてきたものの、実際には批判コメントを真に受け、不快なコメントに深く傷ついていたというクリッシー。現地時間24日にツイッターアカウントを停止することを宣言し、自分の正直な気持ちをつづったコメントを最後にツイートした。
「この10年、みなさんが私の世界だった。みなさんとここで作り上げた世界にすごく感謝している。みなさんを本当の友人だと思っているわ」
「でも、さよならを言う時が来たみたい。ここはもはや、私にとってポジティブなものではなく、ネガティブな場所になってしまった。今が止めるタイミングだと思う」
「私の人生の目標は人々を幸せにすること。もしそれができていないとしたら、とても胸が痛む。私は強く言い返す人間というイメージを持たれているようだけど、実際は違うの」
「人から好かれたいという願望、人々を嫌な気分にさせてしまうかもという不安。そういったものが、私を別人に変えてしまったの。ツイッターを始めた時とは、全く違う人間にね」
クリッシーは昨年、夫ジョン・レジェンドとの間に授かった第3子の流産を経験。それ以降、しばらくはSNSから距離を取ると明かしていた。
けれども、今年1月にはツイッターを更新し、乗馬している姿をツイッターに投稿。「流産から立ち直るために、自分がしたいことをするようにセラピストからアドバイスされた」とコメントした。ところが、一部の人々からは「コロナ禍で乗馬するなんて」「生活に困っている人だっているのに」などと批判の声が寄せられた。
さらに今月、トップレス姿の写真をインスタグラムに投稿した際にも非難の的に。
投稿するたびにいちいち炎上。前大統領とは壮絶バトルも
たくさんのカウンターパンチを浴びてきて、深く傷ついている
「みなさんの言葉が大きな意味を持つことを決して忘れないで。私は長い間、たくさんのカウンターパンチを浴びてきて、正直なところ深く傷ついている。私は大勢の前で間違いも犯したし、その責任も取ってきた。そして、たくさんの事をここで学んだわ」 「でも、1つだけ学べなかったことがある。それは、ネガティブなものをどうブロックするかよ」 「私はただ敏感なバカなの、わかる? こんなふうでいたくないの。私は私なのよ。みなさんを愛しているし、共に過ごした時間を心にしまっておくわ。本当よ。でも同時に、みなさんのことを嫌ってもいるの」
新ビジネスを発表したら「まだ儲けるつもり?」と批判の嵐
上半身裸のクリッシーが動こうとしても、何やら子供が脚にまとわりついてきて離れられない様子がうかがえるこの投稿。「どいてちょうだい。ママは飢えてるのよ」とコメント欄に書かれているので、もしかすると夫ジョンと大人の時間を楽しもうとした矢先、子供に邪魔されたのかもしれない。 この投稿に「こういうこと、よくあるよね~」と共感する人もいた一方で、「こんな写真は不適切」「ドン引きするんだけど」などと反発する人も少なくなかったようだ。 それから1か月もしないうちに、クリッシーのSNSは再び炎上。きっかけは、今週始めに親友のクリス・ジェンナーと共に洗剤ブランド「セイフリー」の立ち上げを発表したことだった。 米有数のセレブファミリーとして知られるクリスとのコラボを快く思わないユーザーも多く、「クリッシー、あなたのことは好きだけど、クリスと手を組むなら応援できないわ」「まだ儲けるつもり?」「ろくに掃除だってしたことないくせに」などと批判の嵐に。
また、このブランドの製品が天然のアロマオイルを使用し、環境に優しいのが特徴とアピールしたことも災いしたようだ。というのも、大富豪のジェンナー家はたびたびプライベートジェットで旅することで知られているため、「(二酸化炭素を排出する)自家用機を使っておいて、環境に良いなんて言う資格ないでしょ」と否定的な見方をする人も少なくなかった。 これに対し、「あなたたちって本当に意地悪。全く理解できないわ」と反論していたクリッシー。ツイッターをやめることを宣言したのは、その直後だった。ただ今のところ、アカウントを削除したのはツイッターのみで、インスタグラムは続けているようだ。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>