ポイント②もっとこうすれば的な“憧れアレンジ”の実現
私が強くオススメしたいアイテムのもう一つは、漬け込んでレンチンするだけで、「サラダチキン」が簡単に作れてしまうという素。キング醸造(株)の「サラダチキンの素」(400ml、参考小売価格 270円)です。
これ1本で約12枚分のサラダチキンが作れる(鶏むね肉250gに対して30ml使用を想定した場合)そうですが、
何よりも強い魅力は、「サラダチキン(市販モノは鶏むね肉を使用)ってパサパサして味気ない」という“物足りなさ”を克服できるという点。つまり、しっとりジューシーな“鶏もも肉”を使ってサラダチキンを作れるということなんです。
また、味の特徴としては鶏の旨味を生かしたミニマムなバランスに設計されているため、良い意味でクセがなく万人が喜ぶシンプル味。飽きずに1本を使い切ることができるでしょう。
ということで実際に、もも肉とむね肉の2種でサラダチキンを作ってみることに。それぞれ大さじ2と鶏肉をポリ袋に入れて味を染み込ませます。このまま1時間ほど放置しても良いですが、前日に漬けて冷蔵庫に入れておくと味がしっかり馴染み、好きな時に調理ができて便利です。
漬け込んだ鶏肉をサラダチキンの素と一緒に耐熱ボウルに入れて、ふんわりラップをして電子レンジで加熱。500ワットで6分間加熱して、そのまま粗熱を取れば完成です。ボウルに染み出した汁は、捨てたらもったいないので、スープなどに活用しましょう。
そして、完成したサラダチキンをスライスしてみました。やはりもも肉はジューシーでしっとり。旨味やコク、食べごたえがあって、メインのおかずとしても大活躍しそう。私はこれにマヨネーズをかけたり、ごまドレッシングをかけるのが好みです。
ちなみにむね肉も、驚くほど上手に仕上がります。この作り方を知ってしまうと、市販モノよりもコスパが良いし、ちょっと上質な銘柄鶏で作るなど、選択肢は広がり、自分で作ることが定番になりそうです。
素を使うことで使う食材の幅が広がるなんて、料理が楽しくなること間違いなし。素の量を増やせば、自分好みの濃さにも調整できるので、満足度も高まります。◯◯な素の理想的な活用術とは、まさにこういうことなのではないでしょうか!
<文、写真/スギアカツキ>
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