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小室圭さんが叩かれるほど眞子様の恋心は燃える?皇族も恋愛経験が必要かも

亀山早苗の恋愛時評>  次々と報道される有名人の結婚離婚。その背景にある心理や世相とは? 夫婦関係を長年取材し『夫の不倫がどうしても許せない女たち』(朝日新聞出版)など著書多数の亀山早苗さんが読み解きます。(以下、亀山さんの寄稿)

母を庇い、“恋人”に援護してもらう奇妙な図式

眞子さまと小室圭さん写真:日本雑誌協会代表取材

写真:日本雑誌協会代表取材

 小室圭氏の「金銭トラブルを説明する文書」、巷で大いに盛り上がっている。  A4用紙に28枚、4万字とも言われる文書で、何がわかったかというと、小室氏は母親を庇(かば)っているということ。そしてその後の眞子内親王の「ひとりでも多くの方にわかってもらいたい」という話から、彼女もこの文書について深く関わっていたのではないかということ。  つまり、母を庇った男性が、結婚を考えている女性から援護されているという図式である。

眞子様を月にたとえたことが納得できた

 小室氏は、婚約内定会見で眞子内親王を「月」にたとえて批判を浴びた。内親王のほうから彼を「太陽」と称したことに対する返答だったのだが、「皇室の方を一般人が月にたとえるとはなにごと」と一部から声が上がったのだ。  月は静かに輝き続ける。見上げても太陽のように目が痛むことはない。いつでも自分を受けれてくれるような気がするものだ。自分にとって、眞子内親王がそういう存在だと彼は言いたかったのだろう。  今回の文書で、月にたとえたことが期せずして納得できた。彼は眞子内親王が、絶対に自分を裏切ったりしないと強く思っているのだろう。

「こうすればよかった」はいろいろ出てくる

 本来なら、母に弁護士をつけて、元婚約者と当事者同士で話し合えばよかったのではないだろうか。証拠があるのだったら、母と弁護士が速やかに出せばよかった。  母と元婚約者にそれまでまったく金銭貸借について齟齬(そご)がなく、小室氏が婚約内定会見をおこなったあとに突然出てきたトラブルなら、「なぜ今なのか」と母親が反論すればよかったのだ。 「こうすればよかった」は素人がぼんやり考えただけでもいろいろ出てくる。

「いやいや、小室さん、あなたは世間知らずだ。甘いな」

 おそらく、小室氏はここまで大きな騒動になるとは思っていなかったのだろうし、自分がいけなかったとは露ほどにも思っていないのだろう。これほど丁寧で緻密な文書を出せば、誰もが納得するはずだと信じていたのかもしれない。  ところが国民から一斉に反発が出てきた。それならこの方法でと、今度はいきなり「解決金」の話題を提供した。それがさらなるバッシングを浴びて、彼は「当てがはずれた」と感じているのか、あるいは「誰もわかってくれない」と思っているのか。 「いやいや、小室さん、あなたは世間知らずだ。甘いな」と年長者たちが感じているのを、彼はどう反論してくれるだろう。
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眞子様の恋心はますます燃える?
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