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「ミートソースって手作りできるの…?」料理できないことが彼氏にバレた瞬間

“花嫁修行”なんて言葉はもはや死語になり、専業主婦が多かった母親世代から料理を教わる機会も減ってきていることでしょう。  さらに、実家暮らしで母親がなんでもやってしまうタイプだと、家事スキルが上がりにくいケースもあるようです。

生まれてからずっと実家暮らし。家事も料理も苦手

食卓 子供

※イメージです(以下、同じ)

 井上加奈子さん(仮名・29歳)は、生まれた頃からずっと実家暮らし。しかも、加奈子さんの母親も料理が苦手で、できあいのものやレトルト食品を食べてきたと言います。 「母は、音楽教室の事務で働いていたのですが、仕事が遅い日はだいたいスーパーで買える寿司やコロッケなどの惣菜や、カレーも温めるだけで食べられるレトルト食品を食べていました」  それ自体はあまり珍しいことではないかもしれませんが、加奈子さん自身も、家事は大の苦手。 「実は去年から付き合っている彼がいるのですが、彼は一人暮らしで、私に料理を作って欲しがるんです。私は、『時間がない』とか、『キッチンを汚すから』と言って断っているのですが、だんだん断れないような雰囲気になってきましたね」

「鷹の爪」がなんだか知らなかった!

 彼女は都内にある保険会社に事務として勤めています。 「大学を卒業してからずっと勤めているので、仕事もルーティンをこなす感じ。周りは30代になると、結婚して退社するか、契約社員のようなかたちで、子どもを産んでから戻ってきたりする社員もいます。私も今の彼と結婚したいと思っているのですが、母がやってくれている洗濯や、夕飯作りを全部やらなければならないとなると、やっぱり実家を出たくないと思ってしまって」  そんな加奈子さんは彼との会話の中で、自分の家事スキルが低いことがいつかバレてしまうのではないかとヒヤヒヤしているそうです。 「辛い物が好きな彼が『鷹の爪を使って、ラーメンを作った』って言ったことがあったんですけど、その話を聞いて、私は鷹の爪が唐辛子と知らず、本当に猛禽類の鷹の爪の先を使った料理があるのかと思って、『凄いね』って驚いたんです。彼が『鷹の爪って唐辛子だよ。使ったことあるでしょ』って言ってきたので、知っていたかのようにごまかしました」
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「ミートソースを……手作りする……?」
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