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「ミートソースって手作りできるの…?」料理できないことが彼氏にバレた瞬間

「ミートソースを……手作りする……?」

mitososu しかし、彼との会話のすれ違いはこれだけでは終わらなかったそうです。 「実家で食べたミートソースはすべてレトルトだったので、ミートソースって全部、既製品だと思っていたんです。彼が『ミートソースを作ったんだ』って言ったので、『どうやって』って驚いてしまったんです。まさか、自分でひき肉とソースを使って作るなんて、思いもよりませんでした。彼は私が料理が苦手だって気づいているかもしれません……」  ある日、彼氏が「カレーライスを作ってほしい」とオーダーしてきました。 「『カレーは作れる?』と聞かれて、思わず『美味しいレトルトなら知っているよ』って答えたんです。するとだんだん彼の表情がくもってきちゃって。レトルトって商品によって、味が違うし、企業努力のたまものだから美味しいものは本当に美味しいんですよ。  あと、冗談のつもりで『フルーチェなら作れる』と答えて、笑ってくれると思ったら、急に無口になったんです。そのあと会う約束をしようとすると、『来週は忙しい』って、言われて連絡も来なくなったんですよね。なんだか別れを匂わされている気がしました」

「料理って作れたほうがいいんですかね?」

 加奈子さん自身は、料理ができないことがデメリットだとは、あまり考えていなかったそうです。 「よくインスタとかで自分の料理を上げている人を見ると『そんなことまでして、料理自慢アピールしたいのかな』って思っていました。でもここにきて、料理ができないことで彼との関係が行き詰まり、困っています。やっぱり料理って作れたほうがいいんですかね?」 「家事=女性の仕事」という認識を持つ人は、昔に比べて確実に減りつつありますが、女性の手料理を食べたいと願う男性は一定数存在するようですね。加奈子さんが価値観の合う男性と出会えることを祈ります。 ―赤っ恥をかいた話― <取材・文/池守りぜね イラスト/zzz
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