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宇垣美里、アカデミー賞を予想。43歳で急死した男優に「受賞してほしい!」

最初に映画館で観たのはジブリ作品

 ご自身の映画にまつわるお話も聞きました。 宇垣「最初に映画館で観たのは『もののけ姫』(97)だったと思います。母と妹と一緒に観に行きました。帰ってからしばらくは、祖父母の家のゴールデンレトリバーの上に乗っては『走れ~!』といって、祖父に止められていました(笑)。 宇垣美里さん 学生時代には『ロード・オブ・ザ・リング』(01)の1作目を観て感動して、そこから原作の『指輪物語』にハマりました。読んでから観る2作目、3作目はまた全く違った形で感動できて、原作を読むという行為にハマることを教えてくれた作品です」

今年は、これからの人の背中を押してくれる賞になる

宇垣美里さん 最後に、今年のアカデミー賞全般への印象、思いを語ってもらいました。 宇垣「ここ数年、Netflixなどの配信系作品の存在感が大きくなっていて、今年も最多ノミネートの『Mank/マンク』など、すでに中央に出てきています。  配信系の作品のいいところはしがらみがないところ。ハリウッドでは作られなかったけれど、やることに絶対に意義があるものの土壌になるのは有難いことですし、資金力の面でも大きい。どんどん作って欲しいですが、映画館でも公開して欲しいです。
Netflix映画『Mank/マンク』独占配信中

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 そして今年のアカデミー賞は、監督賞に女性が2人、アジア系からも2人と、ノミネーション自体がとてもバラエティ豊かになっています。新しい前例になって、これからの人の背中を押してくれる賞になると思います。すごく楽しみです」 宇垣美里さん WOWOWでは「生中継! 第93回アカデミー賞授賞式」を放送。日本スタジオの案内役に、ジョン・カビラと宇垣美里。スペシャルゲストとして中島健人(Sexy Zone)、スタジオゲストとして行定勲監督、河北麻友子、映画評論家の町山智浩(リモート出演)が登場する。 ジョン・カビラ&宇垣美里<文/望月ふみ インタビュー写真/山川修一>
望月ふみ
70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビューを中心に活動中。@mochi_fumi
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