夏目アナ引退へ。「すれ違い」をツブさないと結婚はうまくいかないのか
「うちの夫、わりといい男なんじゃないか」
その代わり、毎日、娘と夫とのテレビ電話は欠かさなかった。週末もどんなに忙しくても月に2、3回は帰ってきた。夫と娘がシノブさんの元に来たこともある。
「もともと共同生活をしていく上で協力しあっていたし、夫との仲も悪いわけではありませんでした。でもお互いに、相手を異性として見ることはできなくなっていた。でも単身赴任してわかったんです。うちの夫、わりといい男なんじゃないかと(笑)。
夫にそう言ったら『シノブもいい女だよ』って。離れてすれ違ってみたら、気持ちが戻ったというか。それまではお互いに、いて当たり前の存在だったんでしょうね。マンネリでもあったし」
すれ違いが功を奏した
亀山早苗
フリーライター。著書に『くまモン力ー人を惹きつける愛と魅力の秘密』がある。男女関係、特に不倫について20年以上取材を続け、『不倫の恋で苦しむ男たち』『夫の不倫で苦しむ妻たち』『人はなぜ不倫をするのか』『復讐手帖─愛が狂気に変わるとき─』など著書多数。Twitter:@viofatalevio


