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料理研究家リュウジさんの「鶏むね肉のビッグステーキ」レシピ。叩いて焼くだけ

鶏むね肉でビッグなごちそう料理

 バリエーションがきく優秀食材といえば鶏肉。同じ鶏肉でも、脂肪が多くてコクがある鶏もも肉のほうが使い勝手が良さそうですが、ダイエットを考慮すると鶏むね肉に軍配が上がります。なんといっても鶏むね肉は高たんぱくで低カロリー。淡白な味で固くなりがちな鶏むね肉を、リュウジさんがふっくらジューシーに仕上げてくれましたよ。 ☆鶏むね肉のビッグステーキ ハニーマスタードソース ☆鶏むね肉のビッグステーキ ハニーマスタードソース材料(1~2人分) 鶏むね肉(常温に戻す)   1枚(300g) 塩・こしょう   各適量 a 粒マスタード   大さじ1 はちみつ   大さじ1 マヨネーズ   大さじ1と1/2 コンソメ(顆粒)   小さじ1/2 おろしにんにく(好みで)   少々 サラダ油

作り方

1. 鶏肉は厚みのある部分に切り込みを入れ、ラップをかぶせて瓶などで平ら(約1.5㎝厚さ)に叩く。全体をフォークで刺し、塩、こしょうをする。 ラップをかぶせて瓶などで平ら(約1.5㎝厚さ)に叩く 全体をフォークで刺し、塩、こしょうをする 2. フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、1を入れて両面に焼き色をつける。皮目を下にしてふたをし、弱火で3~4分、火が通るまで蒸し焼きにする。 両面に焼き色をつける 3. 肉を取り出し、aを入れて混ぜながら温める。器に肉を盛ってソースをかけ、好みでドライパセリをふる。 ※肉は瓶などで叩いてのばすと火が通りやすく、柔らかくなる。  1枚肉をよく叩いて、じっくり蒸し焼きするだけで完了する、手間なしごちそうメニュー。はちみつとマヨネーズのまろやかさと、マスタードとにんにくのパンチの良さが食欲をそそります。ビール片手にひとりで頬張ってもよし、サラダをそえてふたりで分け合うのもよし。ごはんにもパンにも合う、豪華で便利な一品。こちらのワンパンレシピは、包丁も使っていないのです。包丁が苦手な人は、覚えておくと重宝しますよ。 ―小説家・森美樹のブックレビュー― <文/森美樹>
森美樹
小説家、タロット占い師。第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)、『私の裸』、『母親病』(新潮社)、『神様たち』(光文社)、『わたしのいけない世界』(祥伝社)を上梓。東京タワーにてタロット占い鑑定を行っている。X:@morimikixxx
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