ペタッ!顔に貼る「ひもなしマスク」、粘着力や使いごこちを本音レビュー
マスクを着けて過ごすときの顔面の圧迫感には慣れてきたけれど、“耳ひも”による刺激は日に日に増していくばかり。「耳が痛くなりにくい」タイプのものを選んでも、長時間着けて過ごすとなると、うーん……。やっぱりヒリヒリ・ズキズキしませんか?
では、そもそも耳ひもがないマスクってどうなんでしょう。
今回試してみたのは「ひもなしマスク(2枚入り・ふつうサイズ・ライトグレー)」(オープン価格)です。
ラベルライターや電子メモ、オフィス用品などの開発を手掛ける株式会社キングジムが2021年4月に発売開始した新商品です。
粘着性があり、それでいてかぶれにくいとされる医療用シリコンテープで顔に直接貼り付けるタイプのマスクです。
一番の特徴は、いわずもがな耳ひもがないため耳の痛みや圧迫感に悩まされずに着けられること。
そして形は、鼻と口の部分にスペースがある立体構造で呼吸のしやすさをサポートしてくれます。
さらに驚くべきはその軽さ。ポリエステル素材のマスクなのですが、フワッとエアリー。これなら顔に貼り付けていても気になりにくいのでは、と期待が高まります。
着け心地、気になりますよね。それでは早速着けてみたいと思います。
貼るタイプのマスクを着けるにあたって気になることといったら、皮膚への刺激なのではないでしょうか? 筆者もそれが一番の気がかり。
なので、使用上の注意に書かれているようにシリコンテープを長時間貼ったままにしたり、何度も貼ったり剝がしたりしないように気を付けながら5時間ほど着けてみました。
※そのほかの使用上の注意は箱の裏面を確認してください。
まずは、マスク内側両サイドのシリコンテープのカバーを剥がします。
貼り付けるのはほんの一部なのですが、これがなかなかの粘着力。
さて。準備が出来たらマスクを貼り付けていきましょう。