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田村正和さん、今見返したい名作10選。素敵なパパから色男まで

『パパはニュースキャスター』(TBS)1987年

(画像:「パパはニュースキャスター」TBSチャンネルより)

(画像:「パパはニュースキャスター」TBSチャンネルより)

 田村正和の役はニュースキャスター・鏡龍太郎。にもかかわらず、第1話のサブタイトルは「こんばんわ、田村正和です」。  スター・田村正和をユーモアを交えて扱った遊び心あるドラマで、これがあったからこそ、その後の「古畑任三郎」に繋がったのではないかと思える名作。

『うちの子にかぎって…』(TBS)1984年

(画像:「うちの子にかぎって…スペシャル2」TBSチャンネルより)

(画像:「うちの子にかぎって…スペシャル2」TBSチャンネルより)

 プロデューサーがオファーしたら「天下の田村に、これをやらせようと思ってるんですか?」と言われたという、田村正和のスター性を封印して、小学生に振り回される教師役に挑戦した意欲作。  みんなに崇(あが)められる田村正和から親しまれる田村正和の誕生。

『ニューヨーク恋物語』(フジテレビ)1988年

(画像:「ニューヨーク恋物語」FODより)

(画像:「ニューヨーク恋物語」FODより)

 ニューヨークロケの街に負けてない田村正和、ハリウッドスターのような貫禄。  井上陽水の粘(ねば)っこいテーマソングが似合う田村正和。女性の濡れた髪を男性がドライヤーで乾かす行為はきゅんとなるものだが、田村正和は髪の毛を洗ってくれる。バケツで洗い流す仕草まで優雅。  朝、先に起きて、まだ寝てる女性のベッドにオレンジジュースと花を置く仕草が様(サマ)になる人なんて他にいません。

『美しい人』(TBS)1999年

(画像:「美しい人」TBSチャンネルより)

(画像:「美しい人」TBSチャンネルより)

 コメディもいいが、やっぱり田村正和には二枚目が似合う。  整形外科医を演じ、手術を施した女性(常盤貴子)と恋に落ちる。でも彼女にはヤクザ者でDVの夫(大沢たかお)がいて……。という典型的なメロドラマだが、ムードにどっぷり浸れます。  ハーブティーをいれる仕草まで素敵で、美意識の塊のようです。
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時代劇に名作「そうか、もう君はいないのか」
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