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コロナ同棲って難しい…料理の味つけで、怒鳴り合いになった夜

彼氏が酔って甘えまくってきた

「だんだん酔ったN彦の様子がおかしくなってきた。私に思いっきり抱きついてきたり、ほっぺたをくっつけてきたり、私の周りをグルグル回ったり。それがすごいテンションで驚いちゃいました」  ふだんのN彦さんは、全く甘えてくるタイプではなく、F菜さんがベタベタすると照れてしまうんだそう。 「もう、何ていうか全力で母親に甘えるチンパンジーの子供みたいになっちゃって(笑)ちょっと力が強すぎて痛い時もありましたが、こんな面もあるんだと可愛いらしく思いましたね」 膝枕 ひざまくら ひざ枕 甘える彼氏 酔ってF菜さんに甘えまくったN彦さんは、しばらくすると寝落ちしてしまいました。 「翌朝、青い顔で目覚めたN彦は『またやっちゃった、ホントにごめんなさい!お願い嫌いにならないで』と謝ってきたので、え、何で?って感じっ話を聞いてみたら…」

過剰に甘えるクセで女性に振られてきた彼

 N彦さんは以前から、酔うと好きな女性に過剰に甘えてしまう癖があり、何人もの女性にドン引きされて振られてきたのだとか。 「だから私の前でもお酒をのまないようにしていたのですが、昨夜はつい嬉しくて飲んじゃったみたい」  彼は、自分のおかしな癖に動じなかったF菜さんにとても感謝したそう。 「外でN彦と飲むのはちょっと危険だなと思いましたが…家飲みだったらいくら甘えてもOKだよと言ったら『F菜ちゃんは人間が出来ている!器がでかい』とめちゃくちゃ私の評価が上がって笑っちゃいましたね」  それから彼は甘えたがりな自分を解放し、F菜さんはそれを受け止め、とても上手くいっているそう。 「N彦を見ていると、世の中にはチンパンジーの子供みたいに女性に思いっきり甘えたい男性が、結構いっぱいいるのかもしれないなって思ったりします。まぁ、でも知らないおじさんに甘えてこられたら蹴りますけどね」 【他の記事を読む】⇒シリーズ「コロナ禍の恋愛」一覧はこちら 【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ <文&イラスト/鈴木詩子> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
鈴木詩子
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop
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