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緊急宣言明け、泥酔して帰ってきた夫に、妻の対応は…

酔っぱらい4人組が店に入ってきた

 S太さん(34歳・webデザイナー・独身)の場合… 「僕はひとりで飲みに行くのが好きなので緊急事態宣言中は辛かったですね。でも宣言中でもお酒を出しているようなお店に行くのは怖いので、部屋飲みで我慢していました」  さっそく21日の夕方、早めに仕事を切り上げたS太さんは馴染みの居酒屋に向かいました。 「まだ時間が早かったからか、店内には僕の他にサラリーマンらしき男性と、女性2人組しかいなくて安心しましたね。僕も久しぶりに生ビールをノドに流し込み、至福の時間を過ごしていたんです」  すると、そこに50代ぐらいのおじさん4人組が入ってきて…。 「どうやらハシゴ酒しているみたいで、もうかなり酔っ払っていました。マスクはアゴにかけ、大声で話しているし嫌だなと思いましたね」  しかも店員さんに、2組に分かれて座るように言われているのに「いや、俺たちは4人兄弟で同居家族だから」と言いながら勝手に広めのテーブル席についてしまったそう。 「明らかに嘘だと思うのですが、本当に家族かどうか証拠を見せろとは店員さんも言えないしな、と思いました」

アクリル板をどかしたので注意したら逆ギレされた

居酒屋 さらにテーブルの上に設置してあるアクリル板を、テーブルの下にどかすおじさん達。 「思わず『何やってるんですか!』と注意しちゃったんですよね。すると『文句あんのか』と、おじさんの一人がこっちに向かってきたので『人に話しかける時はマスクをしてください』ってつい言い返してしまって」  店員さんが止めに入り、事なきを得ましたが、気まずくなりすぐに店を後にしたS太さん。 「やっぱり感染が怖いですし、約束を守れないような人が来るお店は危険だなと思いました。それからはおしゃれで女の子受けの良さそうなカフェでビールを飲むようにしています」  コロナ以前は、酔っ払いのおじさんがたくさんいるような居酒屋の雰囲気が好きだったS太さん。 「ですが、もうあの頃とは全く世界が違うし、ワイワイ大勢で飲みたい気持ちも分かるけど、今はちゃんと約束を守って、店員さんや、周りのお客さんを不安な気持ちにさせないようにお酒を楽しんでもらいたいです」 【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ <文&イラスト/鈴木詩子> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
鈴木詩子
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop
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