緊急宣言明け、泥酔して帰ってきた夫に、妻の対応は…
緊急事態宣言が6月21日、沖縄を除いて解除されて、まん延防止等重点措置に移行し、条件付きで酒類の提供がOKになりましたね。
今回は、宣言解除後すぐに飲みに行ったという2人のエピソードをご紹介しましょう。
「夫のK(34歳・会社員)から『宣言が解除されたから久しぶりに飲んでから帰る』と連絡があったので『うん気をつけて。気分転換してきてね』と返して、Kの帰りを待っていたんですよ」と話すN子さん(30歳・主婦)。
きっと夫は19時まで飲んで、20時頃には帰ってくるだろうと考えていました。
「ですがいくら待っても帰ってこなくて。どうしたんだろう?と思いLINEしたのですが既読にもならず心配していたんですよ」
すると23時前に帰宅したKさんは…。
「超ごきげんに酔っ払っていて、手も洗わず私に抱きついてきたんですよ!振り払って、何でこんな時間にそんなに酔って帰ってきたのって文句を言ってたら、いつの間にKは寝ちゃってて」
頭にきたN子さんは、廊下で眠るKさんをそのままにして、ひとりベッドに潜り込んだそう。
「翌朝、Kは平謝りで『久しぶりに幼なじみと外で飲んだら楽しすぎて、19時までじゃ我慢できなくなってお店を出てからつい公園で二次会をしてしまった』と説明してくれたのですが…」
ふだんは、帰ってきたらすぐに手を洗いシャワーを浴びる夫。若者が路上飲みしているニュースを見るたびに「こんな事しているから感染者が減らないんだよ」と苦い顔をしていたそう。
「そんなしっかりしたKでも、久しぶりに外でお酒を飲んで親しい友人と楽しい時間を過ごしたら、タガが外れて普段は憎んでいる路上飲みをしてベロベロになっちゃうんだな、と少しショックで」
ですが、それだけコロナのせいでストレスを溜め込んでいたのかもしれないと感じたN子さん。
「今回みたいに一気にストレスが爆発すると大変なので、Kに『これから週一で私と家飲みしよう。愚痴でもなんでも聞いてあげるから』と言ったらキョトンとしていましたね(笑)」
これからは夫のストレスを、小出しにしてでも軽くしてあげたいとN子さんは語ります。
「この先また感染者が増えたり、宣言が出たりするかもしれませんが、なるべく上手に気分転換しながらコロナの終息を待ちたいと思います」
続いては、飲みに行ったら災難にあった男性の話です。
酔って帰ってきた夫が手も洗わず
路上飲みには苦い顔していた夫なのに
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