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人気声優・梶裕貴が大切にしていること「自分を肯定できる自分でありたい」

「後悔してたまるか」というメンタリティー

6U2A0094_2――後悔なく進みたいという考え方は、何かきっかけがあったのでしょうか? :それはおそらく、声優として色々な作品に触れていくなかで、自分以外の考え方をキャラクターと共有しているからかと。もちろん、現実世界での出会いも大きな要因です。仲良くなったり、ぶつかったりしながら、体験してみて初めて気づくことは沢山あると思います。 ――今回、メリオダスの熱いセリフが出てくる兄弟のシーンがありますが、その“後悔しない考え方”に通じるものがありますね。 :たしかに。たぶんメリオダスだって同じだと思うんですよね。最初からベストな方法だけを選択できるわけではないですし、自分一人ではどうしようもないことも多々ありますから。でも、そこで生まれる「後悔してたまるか」というメンタリティーが大事で、だからこそ、それに挑み続けているメリオダスはかっこよく見えるんだと思うんです。  特に物語の中盤以降、仲間たちに本音を話すようになり、叫んだり、涙したり、慟哭したりする、そんな姿が印象的でした。そういった”弱さ”が垣間見えたことで、より彼のことを好きになりましたね。不完全なものこそ人間らしいし、だからこそ惹かれるのではないかなと改めて感じています。

「この生き方をしてきてよかった」と思えたら幸せ

――彼のようにいろいろなことを経て、今の自分があるわけですよね。 :はい。僕自身、これからの自分がどうなっていくのかはわかりませんが、何事にも責任感をもって、しっかりと選んで、そして決めていきたいです。その先で、この生き方をしてきてよかったなと思えたら幸せですよね。 ――改めて映画を待っている方へメッセージをお願いいたします。 :今の時期、みなさんと直接お会いすることはなかなか難しいかもしれないですが……メリオダスやゼルドリスとして、映画館のスクリーン越しに時間を共有することができて本当にうれしいです。ぜひ、感想をお待ちしています! © 鈴木央・講談社/2021「劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち」製作委員会 <取材・文/トキタタカシ>
トキタタカシ
映画とディズニーを主に追うライター。「映画生活(現ぴあ映画生活)」初代編集長を経てフリーに。故・水野晴郎氏の反戦娯楽作『シベリア超特急』シリーズに造詣が深い。主な出演作に『シベリア超特急5』(05)、『トランスフォーマー/リベンジ』(09)(特典映像「ベイさんとの1日」)などがある。現地取材の際、インスタグラムにて写真レポートを行うことも。
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