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<後編>林遣都「僕は全然強い人間ではない。今回の役を演じられたのは誇り」

今回の役を演じられたのは誇り

――林さんは、本当にいろんな役を演じられていて、それぞれが本当にそこに生きているその人にしか見えません。演じてきた役というのは、その後も自分の中に生き続けているものですか? 今回の役を演じられたのは誇り「ひとつひとつの作品ごとに、目まぐるしく変化していかなければいけないので、やはり忘れてしまうものですが、久々に見たときには、いろんな思いが蘇ってきます。ただ今回の颯太ほど、演じられることが誇らしく、有難い気持ちになった役というのはなかなかありませんでした。本当にかっこいい人の人生を演じさせていただいたなと強く感じています。こうした役からは、影響を受けるものはあります」 【画像をすべて見る】⇒画像をタップすると次の画像が見られます

僕は全然強い人間ではない

僕は全然強い人間ではない――影響ですか? 僕は全然強い人間ではなくて、すごく悩みやすいですし、考え込みやすい。自分のなかでブレることもたくさんあります。颯太は、ここまで信念を貫いて、自分以外の存在のために時間や人生を捧げることができる人です。加えてちゃんと感謝の気持ちを持っていて、人に頼ることも、人に弱みを見せることもできる。  太田先生がモデルになっているということもあって、役だけではない部分もあります。本当に素晴らしい人物ですし、人生の参考になりました。人を頼ることも大事だな、考え込みすぎてもダメだなとか。なので、役から影響を受けるということはあると思います」
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